自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

すべての物事は、“サイコロ”である

スマホでニュースを見ていたら、『高木ブー、小池都知事に運転免許返納「家族の一言で」』というタイトルが飛び込んできました。ザ・ドリフターズの高木ブーさんが、東京都と警視庁の交通安全運動のイベントの中で、運転免許の返納式を行ったという内容の記事です。

 

多くの方が高木ブーさんの免許返納という行為を好意的に見ていて、一般の高齢者にも浸透していけばいいと考えていると思います。
確かに、高齢者が運転した車が小さな命を奪うというニュースも少なくなく、私も小さい娘がいるので、どうしても注意力が落ちてしまう高齢者の運転免許の返納には賛成ではあります。

 

そう、賛成ではあるのですが…。

 

高木ブーさんは周囲に支えてくれる家族もあり、おそらく一般の方よりも財力がある。つまり、車がなくても普通に生活ができる。
しかし、地方の車社会で生活をしていて、近くに家族もおらず、タクシーを使えるような財力がない高齢者からすると、死活問題になったりする。ネットスーパーを使えば? それはそれで、また酷な話になってきます…。

 

物事には、いろいろな側面があります。サイコロのように多面的です。
一方的な世論みたいなもので、高齢者を死活問題に追い込むようなことはしてはいけない。もちろん、人の命を奪うような危険な運転は、できる限り排除はしたい。でも、高齢者には高齢者の事情もある。

 

車を奪われることが死活問題になる人もいれば、ならない人もいる。車そのものが生きがいの人だっているかもしれない。たとえば、車で近くのお気に入りの場所に行って、写真を撮ったり、絵を書いたりする人が生きがいの人がいるかもしれない。車を奪われることで、その生きがいすらも奪われる人がいるかもしれない。

そういう創造力を働かせることも、大切なことだと思うのです。

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