自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

学生時代は、「人生を変える体験」をしよう!

今回鹿角で実施した1泊2日の「大学生視察ツアー」は、自分が今まで考えてきた企画の中で、もっとも“全方位ハッピー”な企画になったと自負しています。

 

首都圏の大学生の視点から見て、鹿角にはどんな魅力があるのか?(この大学生の視点はやっぱり新鮮で、思わず唸りました…)そして、鹿角には何が足りないのか? どんな課題があると感じたのか? 大学生の視点から、ズバッと本音を話してもらいました。市役所の職員の方々には、その意見が本当に新鮮だったようで、「そんなにメモ取る?」というくらいにメモを取られていました。間違いなくこの意見が、今後の鹿角の未来を明るくする、とても大きなヒントになるはずです。

 

もちろん、ハッピーだったのは、市役所の方だけではありません。
大学生たちの感動&喜びを全身で表現するリアクションを見た地元の人たちが、とても喜んでくれたのです。「えっ、こんなもので、こんなに喜んでくれるの?」と驚きつつ、皆さんとても嬉しそうな笑顔をされていました。やっぱり、自分の会社、自分の町を素敵だと言ってもらえるのは、嬉しいものです。こういう“よそ者のリアクション”が、実はもっと町をよくしよう! 情報を発信していこう! というやる気に繋がっていくと思うのです。

 

そして、言うまでもなく、参加した大学生たちも、ハッピーでした。いや、大学生たちが一番ハッピーだったと言えるかもしれません。
普段はなかなか見ることのできない地方企業の深いところに触れ、今までに経験をしたことのなかった風景や食、温泉、ラジオ出演、ローカル線を楽しみ、地元の人の温かさとリアルな現実を全身で受け止めて、Iターンしてきた移住コンシェルジュの人たちから密度の濃い話を聞く。本当にすごい経験をした1泊2日だったと思います。

 

断言できるのは、「人生を変える体験をした」ということ。
参加者のひとりが、こんなことをポツリと言いました。

 

「大学生になって、バイトばかり一生懸命やっていた時間がもったいなかった…」

 

この言葉が、すべてを物語っているな、と。
昨日と今日の、たった2日間の経験がどのくらい大きかったか、それがわかるのは、たぶん数年後。今以上に実感することになるでしょう。本当によかったです。