自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

手作業に込めた“想い”は、確実に伝わる

いよいよ明後日に迫った、ニッポン手仕事図鑑 2周年感謝イベント「えん会」。
久々に文化祭前のような気分で、買い出しに行ったり、しおりや会場の装飾品を手づくりでつくったりしています。やっぱり何歳になっても、こういったお祭りの準備はワクワクします。実行委員会の社員やバイトさんのおかげで、かなり楽しいイベントになると確信しています!

f:id:igooke:20170201205126j:plain

イベントの準備を通して実感しているのは、手作業に込めた“想い”は、確実に伝わるということ。
プロのグラフィックデザイナーに依頼をして、きれいなイベントのパンフレットはいくらでもつくれますが、残念ながら主催者側の想いは伝わりづらい。当たり前です。主催者自身がつくっているわけではないですから。

 

写真のしおりは、「えん会」の実行委員会として、11月から準備に参加してくれているバイトさんたちが、一生懸命つくってくれたものです。
残念ながら中身はお見せできないのですが、写真のイベントしおりからは、ゲストに楽しんでほしいという想いや、主催者自身がこのイベントが待ち遠しく思っていて、準備を楽しんでいる雰囲気がひしひしと伝わってくる。

 

こういったツールで大事なのは、「美しさ」ではなく、「想いが伝わるか」です。
私自身、ブランディングやプロモーションを専門としているので、こういったツールを制作することに慣れています。が、私自身がつくったら、こんなに想いが伝わるしおりになったか? と自問自答してみると、自信を持って「YES!」とは言えません。テクニックに走り、そこそこきれいにまとまったしおりをつくって、終わってしまったかもしれない…。

 

想いを届けることの難しさを実感するとともに、手作業に込めた想いは確実に伝わるものだなと、再認識しました。まだ20代前半のバイトさんたちに、感謝しなければならないな、と。それはさておき、イベントが楽しみです!