読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

誰かが犠牲になる「無理」はしない

仕事を依頼されたとき、「大丈夫です!」と答えるか、「無理です…」と答えるか、その判断が難しいときがあります。

 

予算が厳しいとき…。
スケジュールが厳しいとき…。
少なくないリスクがあるとき…。

 

無理をするか? 断るか?
判断が難しいシーンは、結構頻繁にやってくるものです。何でもかんでも「大丈夫です!」と答えていると、どこかで無理が出て、最後には信頼を失ってしまうことがあります。逆に、いつも保守的に「無理です…」と答え続けていれば、次のお願いやチャンスはやって来なくなる…。

 

だからこそ、自分の中に明確な“判断基準”を持つことが大切だと思うのです。

 

私は結構はっきりと「大丈夫です!」と「無理です!」を言うタイプです。だから時に、無茶な依頼でも「えっ、本当にやってくれるの?」と驚かれることもあれば、相手が当然引き受けてもらえると思っていた仕事を「無理です!」とズバッと断り、「冷たいなぁ」とドライな人に思われてしまうこともあったりします…。

 

これができるのは、判断基準があるから。
その判断基準はとてもシンプルで、ひとつは「特定の誰かだけが犠牲にならないこと」で、もうひとつが「誰かを笑顔にできるか」です。

 

過去に「これだけ強気な下請けはいない」と言われたことがありますが、お金のため、あるいは取引先や権力者に喜んでもらうために誰かが犠牲になっても、短期的にはよくても、長期的な視点でみると大きなマイナスになることが多いのです。だから、断る。
さらに、よくよく考えてみると、意外に「誰も笑顔にならない仕事」が世の中にはあったりします。そういう仕事も断ります。

 

「それはわかるけど、断るのって、怖いよね…」
そういう声もよく聞きます。実は私も、結構怖かった…。でも、ポリシーを持って判断をしていれば、意外に周囲の人はわかってくれるもので、逆にそれが信頼につながることを知りました。

 

特定の誰かが犠牲になる「無理」はしない。ポリシーを持って、無理をするかどうかの判断をする。これを貫くことが、いい仲間に恵まれ、いい仕事をしていくために必要なことだと思っています。

第9弾「ガラス職人」の映像を公開中です!
日本中、いや世界中のガラス細工を支えている手仕事をぜひご覧ください!
現在、「ニッポン手仕事図鑑」では、
10週連続で職人さんの映像を公開しています!


ニッポン手仕事図鑑