自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

成長を実感できない人は、3か月ごとに、学びのテーマを決めてみよう

「社員が勉強をしなくて困っている…」

 

そんな悩みをこぼす経営者やリーダーがいます。
確かに、もっと成長しよう! 上を目指そう! と意欲的な人であっても、意外に勉強をしないなぁ…と思うことも少なくありません。「もっと勉強すればいいのに…」と余計なお世話で思ったりもするのですが、ふと最近、あることに気づきました。それはただ怠けて勉強しないのではなく、何を勉強すればいいか、ただ決めていないだけ、なのです。

 

そんな状況から抜け出す方法として、とても簡単で効果的なのは、3か月ごとに学びのテーマを決めてしまう(経営者やリーダーであれば、決めてあげる)こと。学びのテーマを決めるだけで、自分が起こすべき行動も明確になるし、意識してインプットもできるようになる。本屋さんに行ったり、誰かに話を聞いたりするときも、何も考えていないと情報が入ってこないものですが、自分の中に「学びのテーマ」を掲げているだけで、情報がどんどん飛び込んでくるようになるのです。

 

そう、学びのテーマをバシッと決めてしまえば、行動のスピードも上がり、情報感度も上がる。

 

ちなみに私の10月から12月の3か月のテーマは、「企画の発想力を磨く(=新しい企画のアプローチ方法を見つける)」ことと、「疲労回復に関する知識を深める」こと。それを決めてしまうと、さっそく本屋でいい書籍を見つけたり、周囲の人に「こんな勉強をしたいんです!」と話をしたら、面白いイベントを紹介してもらえたりもしました。

 

学びのテーマを決めれば、行動も変わり、入ってくる情報の質も変わる。つまり、成長するスピードも変わる。「勉強しなくて困っている…」と悩んでいるリーダーも、今年はあまり成長できなかったかも…と思っている人も、ぜひ年末までの3か月間の学びのテーマを決めてみてください。
3ヶ月ごとに、自分をバージョンアップしていきましょう!