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自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

日本の優秀な指導者に学んだこと

何の裏付けもありませんが、今回のリオ五輪ではいつも以上に、指導者にフォーカスがあたっているような気がします。
レスリングの栄監督、柔道の井上監督、卓球の倉嶋監督など、どのように選手と向き合い、指導しているのかに注目した特集が多い。子ども、大人を問わず、「人を育てる」が今の日本の大切なテーマだからでしょうか。先に挙げた指導者だけでなく、日本には優秀な指導者が多いので、彼らの考えをもっと気軽に聞ける機会が増えるといいのになぁと思っています。彼らの話は、本当に面白いですから。

 

そんな日本の指導者の中でも、特に「さすがだなぁ」と個人的に思うのは、シンクロナイズドスイミングの井村雅代さん。
中国代表チームをメダリストに育て上げ、日本代表に復帰後のオリンピックで、しっかりと結果を出す。とにかく厳しいことで知られ、1日12時間も練習をし、「オリンピックまで寝なくても死なない」とまで言ったのはさすがに冗談だとは思いますが、それすらも冗談だと思えないくらいの厳しいコーチです。ただ、改めて語るまでもありませんが、厳しいだけではなく、愛情を持って選手と接しているからこそ、選手との絶対的な信頼関係も築けている。そこが本当にすごい。

 

井村さんのインタビューを聞いていると、思わず唸ってしまう名言がいくつも飛び出してくるわけですが、一番印象に残ったのは、「最悪のときに、本当に辛いときに何ができるか? を常に考えて、練習をしてきた」という言葉。私も少年野球をやっていた頃、コーチに同じことを言われていた記憶が蘇り、「やっぱりそうだよな、そこが大事だよな」と改めて心に響きました。

 

スポーツとビジネスを同じものとして考えるつもりはありませんが、「最悪のときに、本当に辛いときに何ができるか?」を考えて、トレーニングすることが大切なのは、同じだと思います。
失敗をしてしまったとき、予期せぬトラブルが起きてしまったとき、心が折れそうなとき、時間の余裕がまったくないとき…。仕事をしていると、「最悪だ…」「辛いなぁ…」と思うときは多々あります。そんなときに何ができるか? を常に考え、自分の心との向き合い方を知っておき、どんなときにもパフォーマンスを落とさない準備をしていく。本当に大切なことです。

 

最悪のときに、本当に辛いときに何ができるか?
ここ最近、とにかく闇雲にスキルアップの勉強やトレーニングをしてきたところがあるので、改めて井村さんの言葉を心に刻み、厳しいときに“踏ん張れる自分”をつくっていきたいと思います。

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