自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

なぜ、政治家の演説(プレゼン)は、心に響かないのか


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結論から先に書くと、「否定する」からです。そこに一生懸命だから、です。

 

野党は「アベノミクスが〜」と与党を否定して、与党は「都合のいいときばかり、野党は徒党を組んで〜」と否定する。すでに熱心に支持をしてくれている人以外に、そんな演説で誰が共感するでしょうか? 選挙権を持った10代や、投票率が低い20代の若者に共感してもらい、期待してもらえるでしょうか? そんなわけはありません。若い世代はバカじゃないし、感度も鈍くない。もちろん、30代以上の一般市民も、そんな演説に心打たれるほど鈍感じゃない。

 

政治家の話はこのくらいにしておき…。
これ、他人事ではなかったりします。

 

新しい仕事を受注するために、競争相手を否定してしまう人は少なくありません。意識してやることもあれば、無意識にやってしまうこともある。
確かに有効なトークになる場合もありますが、ここで忘れてはいけないのは、仮に優位性を示すことができても、自分たちに共感してもらえないということ。場合によっては、優位性はしっかりと伝わったのに、取引したくない会社という印象を持たれてしまうこともあったりします。

 

そう、大切なのは、自分たちと競争相手と比べ、競争相手を否定し、自分たちを優位に持っていこうとするのではなく、依頼主にとって何がベストで、そのために自分たちは何ができるのかを本気で考えて、伝えること。競争相手を否定する前に、“声に出すべきひと言”は必ずあります。競争相手の話は、ほどほどに…。

 

最後にもう1度、政治家の話に戻します。
他の政党を否定するのではなく、今その選挙区にとって何が必要で、どのような具体的な解決策があるのか。どんな想いを持って、どんなプランで実行していくのか。そんな声が聞こえてきたら、私は小さな1票を託したいと思います。

 

今日は佐賀県、福岡県を周り、いくつもの自治体に行ってきました。期日前投票に来ているたくさんの人がいました。高齢者も多かった。「アベノミクスが〜」「与党が〜」と相手を否定する前に、その人たちの暮らしにリアルに目を向けて、本気で考えてもらいたいと思います。上っ面だけ見ても、その土地で暮らす人々の生活なんて、わからないですから。

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