自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

人に笑われてきた過去が、チャレンジする勇気を与えてくれる


まずは、イチロー選手が日米通算で4257本のヒットを打ち、ピート・ローズの通算安打記録を塗り替えた試合後に、インタビューで語った言葉を紹介します。

 

「僕は子どもの頃から人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負はあるので、たとえば小学生の頃に毎日野球を練習して、近所の人から『あいつ、プロ野球選手にでもなるのか』っていつも笑われた。だけど、悔しい思いもしましたけど、でもプロ野球選手になった。何年かやって、日本で首位打者も撮って、アメリカに行くときも『首位打者になってみたい』と言ったときも笑われた。でも、それも2回達成したりとか、常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にはあるので、これからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろんあります」

 

実はこれ、記者から「50歳まで現役でプレーしたいということを常におっしゃっていますが、あと(ヒットを)1000本以上、アメリカで打ちたいという気持ちは?」という質問をされたときの答えです。
普通なら、外野手で50歳まで…と言われたら、確かに笑ってしまいますが、イチローならやれてしまいそうな気がしてしまう。そう思わせることができるのは、本当にすごい。

 

人に笑われるくらいの目標を立てて、周囲の反応にも挫けず、行動を継続できる人が、歴史を塗り替えていく。
イチローのように大きなことはできなくても、「周囲に笑われるくらいのことにチャレンジしてみる」ことで、一般の人の未来も拓けると思います。イチローの話のあとに、自分の話を並べて書くのは恐縮ですが、私も文章を書く仕事をしたい! と語ったとき、親には困惑され(冷静になりなさいと説得され…)、友だちには「えっ、お前が!?」と失笑され…。確かにいわゆる“国語”は苦手で、ろくに文章を書いたこともなく、ただの野球バカでしたから。

 

でも、自分の署名原稿がとある雑誌に載ったとき、周囲の目が一気に変わりました。あのときの快感は、今も忘れられません。そして、その経験があるからこそ、人に笑われるようなチャレンジも、躊躇なくできるようになりました。自分の人生にとって、これは本当に大きいと思っています。

 

で、こう書くと、「もともと頭がよかったんでしょ?」と言われますが、一浪しても大学受験に失敗し、専門学校で妥協したレベルです…。初就職もコンビニで買った求人誌で見つけたフリーペーパーの制作会社に、何とか滑り込みで決まったくらいで…。

 

ひとつ書くとすれば、ただ諦めなかっただけです。そして、「だから、言っただろ…」と笑われる怖さから逃げなかっただけ。それだけです。それだけで、イチローレベルの偉業でなければ、何とかなったりする。
だから、人に笑われるくらいのチャレンジを、どんどんしていきましょう! うまくいかなくて笑われるのなんて、ほんの一瞬ですから。思っている以上に、怖くない。

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