自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

現場は「生き物」で、鮮度がある


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「どんな仕事においても、しっかりと準備をすることは大切だ!」と、日々自分自身に言い聞かせ、後輩たちにもアドバイスをしています。
そう、準備は本当に大切。でも、準備をすれば万全というわけではありません。その先にはもっと、大切なことがあります。

 

それが、現場の空気感に合わせて、事前に準備していたことでも、直前で変更する勇気とアドリブ力。「それじゃ、準備の意味がないじゃん…」とは言わず、続きを聞いてください…。

 

私はプレゼンのときも、映像の撮影をするときも、重要な局面であればあるほど、しっかりと準備をしますが、その準備よりも、最後は現場の空気感を大切にしています。
プレゼンでは限られた時間の中で、どのポイントを、どの順番で、どのように話すかを事前に決めておいても、現場の空気感で大幅に変更することも少なくありません。誰かのちょっとしたひと言で、その場で話すべきこと、聞き手が求めることが変わるからです。その空気を無視して予定通りに話を進めても、聞き手の心は動かない。空気に合わせて、予定を変えるしかないのです。

 

撮影も同じで、どの場所でどう撮るかを決めていても、現場に入って感じたことがあれば、撮り方や映像の構成を変えます。事前に準備していたことより、現場の空気感を信じたほうが、より魅力的な映像に仕上がるからです。

 

ダウンタウンの松ちゃんが以前、テレビ番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』のインタビューの中で、「笑いは、生き物」と語っていました。現場には鮮度がある、と。だから、バラエティ番組では台本には目を通さず、出演者のプロフィールくらいしか頭に入れず、収録に臨むそうです。そして、現場で感じたことを、その場で笑いに変えていくそうです。「現場は生き物で、鮮度がある」という表現に、思わず頷いてしまいました。

 

まぁ、これは経験豊富で、天才と言われる人だからできること。普通の人は、準備は必要です。でも、現場には事前には掴むことのできない“鮮度”が確かにある。それを忘れてはいけません。

 

事前の準備と、空気を読む力と、予定を大胆に変更する勇気と。
現場の空気感や鮮度に合わせて、アドリブで変化できるようになれば、もっともっといい仕事ができるようになるはずです。私ももっと勉強したいと思います。

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