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企画書の魅力を半減させてしまう人の話と、おすすめフリーフォントのまとめ


9月23日、本を出版しました!

日々仕事をしていれば、自分以外の誰かがつくった企画書や提案書、あるいは資料を手にする機会が結構あると思います。
受け取ったとき、どんな印象を受けることが多いでしょうか?

 

私は「せっかくいいこと書いているのに、ちょっともったいないな…」と思うことがよくあります。
何がもったいないか?
読みづらかったり、“読む前に感じる雰囲気”があまりよくなかったりするのです…。

 

違うフォントを使って、ほんの少し字詰めや行間、余白に気を使うだけで、もっと読みやすくなるのに…、よし、読もう!という気持ちになるのに…と思う企画書が多い。行間が狭く、字詰めにも余裕がなく、用紙いっぱいに文字や表、写真やイラストが詰め込まれた企画書を、気持ちよく読み始められるでしょうか?

 

たとえが適切かはわかりませんが、どんなに美味しい食事を提供する飲食店でも、店内の雰囲気はどうでもいいわけでありません。何もキレイで、豪華で、新しくなければならないというわけではありません。過剰な演出でなく、その料理を気持ちよく食べられる雰囲気づくりが大切。屋台のおでんに、豪華さは不要です。

 

それと企画書も同じ。フォントの選び方、字詰めや行間、余白の使い方、改行、1行あたりの文字数、色の取り入れ方…。そう、企画書には、“雰囲気をデザインする”ことが大切です。ただかっこよく、美しく…という見た目の話ではありません。大切なのは、まずは読みやすさ。そして、読む人が文章を読みはじめるときに、どういう印象、雰囲気を感じるかが大切なのです。すごくデリケートな内容なのに、太いゴシックでドーン! と文字が置かれていて、派手な色使いがされていたら、読み手の気持ちは乗りません。企画書の魅力を半減させてしまう人は、その雰囲気づくりに無頓着。でも、とても大事なことです。

 

私は師匠と呼ぶ人から、「企画書もエンターテインメントだ!」と教わってきました。
だから、サプライズ的な要素だったり、読み手がワクワクする要素を取り入れたい。重視するべきは当然、書かれている内容です。でも、その内容をしっかりと心に届けていくために、読みやすさと読む前の雰囲気づくりは、絶対に忘れてはならない基本だと思っています。

 

と、偉そうに書いている私もまだまだなのですが、面白いビジネスをやろうとしている人は、企画書を読みはじめる前の雰囲気づくりが上手い。企画書を手にした瞬間、「何か、面白いことが書いてあるんじゃないの?」と、感じさせるのが上手いのです。見習いたいと思います。

 

最後に、企画書に向いているとは言いがたいものも含まれますが、私が個人的に好きなフリーフォント(商用利用可)を備忘録的にまとめておきます。ご参考までに。

はんなり明朝
うつくし明朝体
ほのか明朝
ほのか丸ゴシック
ロゴたいぷゴシック
出島明朝
こころ明朝体
あおぞら明朝
やさしさアンチック


フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?


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