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多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

文章力と表現力を高めるトレーニング方法


9月23日、本を出版しました!

今週は新入社員研修の話ばかりで恐縮ですが…。

 

研修の際、「表現力や文章力を高めるために、何かいいトレーニング方法はありますか?」と聞かれたので、私が今まで実践してきたトレーニング方法をいくつかお伝えしたのですが、「あ、これも教えてあげたらよかったな~」ということをひとつ思い出したので、ここに書いておきたいと思います。このブログを読んでくれているかはわからないのですが…。

 

使う予定もない写真を、何となくスマホで撮っている人は、結構多いのではないでしょうか。
私も自分の心が動いた景色や被写体、ワンシーンがあったら、どういうアングルで撮ると今の自分の感情が切り取れるかを考えながら、パシャパシャと撮ったりします。これもひとつのトレーニング。でも、その写真のほとんどは見返すこともなく、公開することもない写真です…。

 

その写真、ただ眠らせておくのはもったいない。だから、文章力や表現力を高めるトレーニングのために使います。

 

たとえば、夏の日の夕方の、空の写真があったとします。まだ少し明るいけど、星は見えるような空。
少し脱線しますが、私はそんな空の写真を見ると、いつも中学時代に野球部の仲間と行った夏祭りを思い出します。焼きそばやお好み焼きを買って、みんなで語り合うことがとにかく楽しみで、しかも「もしかすると、好きな子とばったり会うかも…」と、みんながそわそわして、視線が不自然に泳いでいたあの日。懐かしいです…。

 

さて、脱線はこのくらいにして、本題に戻ります。
そんな夏の空の写真があったら、その写真で何かポスターをつくってみるのです。ひとつ、キャッチコピーを置いて。


さあ、星空広がる、特等席へ。

明治神宮球場 ヤクルトVS巨人
◯月◯日 午後◯時 試合開始


キレイな星空の写真があって、「星空広がる特等席」と言われたら、会社帰りにリフレッシュがてら球場に行って、ビールを飲もうと考えるサラリーマンがいるかもしれません。あるいは、デートで彼女を誘ってみる人もいるかもしれない。
1枚の写真を無造作に選んで、そこに受け手となる人を思い浮かべながら、キャッチコピーを書いてみるのです。

 

毎日適当に写真を撮って、1年間このトレーニングを続けたら、伝える力はかなり鍛えられます。こう書くと、自分の仕事には必要ないと言う人がいますが、そんなことはありません。文章で表現する力は、多くの仕事で必要とされるスキルです。それにこのトレーニングは表現力や文章力ではなく、相手の視点で物事を考えるトレーニングにもなるので、必ずどこかで役に立ちます。大切なのは、続けることです。

 

そんなオススメのトレーニングなのに、新入社員の皆さんにお伝えするのを忘れていました…。
読んでくれていることを願って。

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