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評価されるディレクターになるために、何よりも必要なスキルは?


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ディレクターという肩書きを持っている人に、「ディレクターに一番必要なスキルは?」と質問すれば、十人十色の答えが返ってきます。
私もひとつ挙げなさいと問われたら、あれか? これか? と、答えがいくつも浮かんできます。ディレクターは監督。求められるものが多いのは、当然のことです。別にディレクターという肩書きでなくても、組織でリーダーとして働いている人は全員、広い意味でディレクターと言えます。もっと言うと、上司や先輩というポジションも、ディレクターです(私個人の解釈ですが…)。

 

そんなディレクターには、どんなスキルが必要なのか?
映像、WEB、グラフィック、イベントと、ジャンルを問わずディレクターというポジションで仕事をしていると、求められることも多岐にわたり、時代の変化も激しく、うまくいかないことも多々あるので、必然的にディレクターにはどんなスキルが必要なのか? と考える機会が増えてきます。そんな悶々とした中でひとつ強く感じているのは、「仕事の頼み方のスキル」がディレクターには非常に重要なスキルである、ということ。

 

仕事の頼み方が変われば、頼まれた相手のモチベーションは変わります。人間ですから、それは当然のこと。そして、モチベーションが変われば、仕事の成果も変わります。つまり、ディレクターとしての評価も“仕事の頼み方”で変わってくるわけです。そう、結果が出せないディレクターやリーダーは、仕事の頼み方が下手くそなのです。

 

先に断っておくと、私も人のことを偉そうに言えません…。
前職までは外部パートナーや部下に仕事を頼むとき、相手のスキルや今の気持ちを見ようとしていなくて、すべて自分の基準に合わせて、仕事を頼んでいました。でも、そんな頼み方では、誰もモチベーションが上がるわけはありません。

 

頼み方がうまいディレクターは、「よし、やってやるぞ!」「あの人のために頑張ろう!」と、頼まれた人が自分自身のためにも、相手のためにも、この仕事を頑張ろうというモチベーションにさせるのが上手い。だから当然、結果もついてくる。言うまでもなく、ディレクターとしての手腕も評価されるわけです。

 

考えながら書いているのでまとまりませんが、頼み方のスキルと書くと、伝える=言葉のスキルのように言われたりすることもありますが、本当は“相手のことを粘り強く観察する力”ではないかと思いました。
現状のスキルを正確に分析して、心の動きもしっかりとわかってあげられる。そして、どこでつまづいているかにも敏感に気づく。

 

そう、結果的に一緒に働く仲間の力を最大限引き出す力が、ディレクターに何よりも求められるスキルではないか? とりあえず、現時点での結論を出して、終わりたいと思います。

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