自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

時間を買うことに慣れる

ようやく最近になって、時間を“買う”ことに少し慣れてきました。
「ちょっともったいないかな…」という思考が先立って、なかなか時間を買うことに慣れなかったのですが、時間をロスできないという状況に置かれたことで、致し方なく時間を買う決断をすることが増えてきました。そんな機会が少しずつ増えていくうちに、時間を買うことに慣れてきたというわけです。

 

時間を買うと言っても、いろいろとあります。
電車のグリーン車やタクシーでの移動して、移動中に仕事ができる時間を買うこともあれば、移動時間を短縮することもあります。
また、誰かに仕事を依頼することで、仕事をする時間や自由になる時間を増やすという考えもあります。私はやっていませんが、家事代行をお願いすることで、自分の時間を増やしている方もいらっしゃいます。

 

「時間は買ってみて、はじめてわかることがある。買うことの価値を実感できる」

 

そんなことを口癖のように言っている人がいました。
その人はちょっとの空き時間があれば、ホテルやちょっと価格が高めのカフェに入って仕事をしています。他のカフェよりも早く案内してもらえて、静かな場所で集中して作業ができるからだそうです。空き時間をダラダラと無駄に浪費するのが嫌いなのです…。ストイックな人なのです。

 

私は空き時間があれば、街散策をして、普段見ないものをインプットするようにしていましたが(今もしていますが…)、何か違った発見があると思って、ここ最近真似をして、いつもと違うカフェを選んでみることにしました。

 

何がわかったか?
確かにコーヒー1杯の価格は高いのですが、ちょっとの時間を想像以上に効率的に使えることがわかりました。

 

そして何よりも、そういったお店のサービスやそこに来る人たちの身だしなみや立ちふるまい、会話などからたくさんの新たなインプットができることがわかりました。個人的にはこちらのほうが、圧倒的に価値があります。こういった発見も、時間を買うことの付加価値なんだな、と。

 

世の中には、上手に時間を買っている人がきっとたくさんいます。その買い方で、他の人と大きな差をつけている人もいる。お金と相談しながら、時間を買うことをもう少し勉強してみたいと思います。


15分あれば喫茶店に入りなさい。