自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

氷室京介が愛したカメラマン


9月23日、本を出版しました!

私が一番仲のいい写真家の名前は、加藤正憲さんといいます。
もうかれこれ、10年くらいの付き合いになるでしょうか。人生の大先輩で、会うたびにいろいろなことを教えてもらっています。

 

実はこの加藤カメラマン、元BOOWYの氷室京介さんがもっとも尊敬しているカメラマンとして、名前が知られた方です。BOOWYの誰もが知っている“あのビジュアル”も撮ってきた人。ちなみに自慢ですが、私の自宅にはその生写真があったりします。その他にもここであえて書きませんが、調べてみると「そんな話も?」というエピソードが出てくるので、興味がある方は調べてみてください。

 

今日、その加藤カメラマンとお会いしたのですが、改めて思ったのは、「生き方が本当にかっこいいな」ということ。
本当に仕事ができる人、自分の仕事に自信と誇りを持っている人は、誰に対しても謙虚だし、過去の自慢話もしないものですが、まさにそんな見本のような人。

 

はじめて会ったときも、「謙虚で、気のいいおっちゃんだな…」くらいの印象のままで1年ほどお仕事をしていたのですが、ある日私が「よく考えたら、過去の作品を見せてもらったことがなかったので、時間があるときに見せてくださいよ〜」と言ったら、次に会ったときに「持ってきたよ〜」と言って、持ってきてくれました。

 

で、ポートフォリオをめくっていると、途中でなんと、GIGSのあのシルエットが…。BOOWY世代の私は、まさに硬直&絶句をしてしまいました。あの日の衝撃は、たぶん一生忘れられないと思います。
「まさか、ここにあるBOOWYや氷室さんの写真は…加藤さんが?」と聞くと、「そうなんだよねぇ〜」と、本当に軽い感じで。

 

普通、言いたくなると思うんです。BOOWY世代の若造を前にしたら、「俺さ、BOOWYを、氷室京介を撮ってきたんだ!」と。でも、一切言いませんでした。そして、それを聞いたあとも、まったく態度が変わらない。

 

そんな加藤さんが、今日もこんな話を聞かせてくれました。

「確かにね、過去の(BOOWYの)仕事で相手が恐縮して、邪魔になるときがある。それって、もったいないでしょ。出会った人は大切な人で、その人たちとつながり続けて、何かを生み出し続けたいけど、でも過去の話でもある。未来を見ていたいし、過去の仕事についてはね…世間が評価すればいいこと。俺からわざわざ言う必要はない」

 

はあ、なんてかっこいいんだろう…と、ため息が出るとともに、自分の未熟さを実感せずにいられませんでした。ま、氷室京介が尊敬するカメラマンですから、このくらいかっこいいのは当たり前なのかな、と。
あまりにかっこいいので、ブログで書きたい! とお願いをしたら、「どんどん書いてよ〜」と言っていただけました。

そうそう、今度「7時にあいましょう」というテレビ番組に出るそうです。以前、MCのDAIGOさんが「ぼくと憧れの氷室京介さんをつないでくれたのは、加藤カメラマン」と言っていたので、そんなエピソードも聞けたりするのでしょうか。次にお願いする仕事と同じくらい、放送が楽しみです。


RENDEZ‐VOUS―BOOWY写真集

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