自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

自分ではない“別の誰か”の視点で、文章を読んでみる


新聞、雑誌、書籍、ブログを問わず、「これは興味深い内容だな」と思える文章を読むとき、ひとつ心がけていることがあります。

それは、視点を変えて読んでみること。

どういうことか?
たとえば、自分の視点では共感できたり、納得できる内容でも、お母さんの視点や高齢者の視点で読んでみると「共感できない…」「現実的ではない…」といった解釈になってしまうことは多々あります。なので、まずは自分視点で読んでみて、そのあとに“自分とは違う、別の誰か”になりきって、読んでみるのです。お母さんや高齢者になりきることもあれば、経営者やフリーランスになりきることもあります。まったく違う職業になりきってみることもある。

文章は、すべての読み手に対して、共感してもらえたり、納得してもらうのは不可能です。むしろ、そんな文章はあり得ない。だからこそ、共感できるときもできないときも、興味深い内容なら読み手が視点を変えて、さまざまな解釈で受け取ってみることが大事だと思うのです。そうやって読んでみることで、気付けることはたくさんありますし、書き手の想いもわかってくる。次に自分自身が書く文章や仕事にも、いい影響をもたらしてくれます。

そう、興味深い内容の文章ほど、自分の視点だけで完結をしないこと。

だから、普段からいろいろな人になりきるための準備をしています。その準備とは、いろいろな人と普段から接することです。
芸能人なら…なんて、会ったこともない人になりきることはできません。もちろん、会ったことがある人でも、本当の意味でなりきることなんてできません。でも、それを言ってしまったら何もはじまらないので、できる限りなりきる努力をしてみる。そのために必要なのは、普段からいろいろな人に接して、相手の気持ちを理解する努力を続けること。

同じ文章でも、肯定的に受け取る人もいれば、否定的に受け取る人もいます。自分の視点で肯定的だったとき、「この文章、どういう人だったら否定的に受け止めるだろう?」と考えてみる。自分ではない“別の誰か”の視点で、文章を読んでみる。
ものすごくいいトレーニングになります。

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