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幼稚園の先生に学んだ「プレゼンの極意」


9月23日、本を出版しました!

今日、娘の幼稚園の卒園式でした。

卒園式がこんなにも感動的なものとは、正直想像していませんでした。幼稚園側も感動させようと狙い過ぎじゃない? と思いつつも、終始涙ぐんでいた自分。子どもたちが「どのくらい練習したんだろう?」と驚いてしまうくらいの見事な掛け合いを見せてくれたときは、涙が止まらなくなりました…。

そんな思い出の1日を、「プレゼンの極意」というタイトルの記事で語るのもどうかと思うのですが、続けます…。

幼稚園の副園長先生(女性)の話です。
本当に優秀な人で、何度か話をしたことがあるのですが、一般企業で働いていても素晴らしいリーダーになったんじゃないか? と思うくらいの人です。保護者へのクレームにも凛とした態度で向き合い、若い先生たちがミスをしたときも、前向きになれる言葉を選び、注意をしていました。いや本当、見習うことがたくさんある先生です。

そんな副園長先生が最後にひとつ、学ばせてくれたのです。

卒園式で子どもたちに向けてお祝いの言葉を述べたのですが、それは見事なプレゼンを見ているようでした。そう、グッと引き込まれるものがありました。

まず何よりも、子どもたちが言葉に集中できるように、場の空気をちゃんとつくる。当たり前の話ですが、なかなかできないものです。

副園長先生は子どもたちの注意を引くひと言を言ったかと思えば、すぐに言葉を続けるのではなく、あえて黙って沈黙をつくる。子どもたちもその少しぴりっとした空気を感じて、先生の言葉に集中するようになります。
プレゼンの下手な人(人のことは偉そうに言えませんが…)は、相手が聞く姿勢になっていないのに、たたみ掛けるように言葉を発したりします。それでは何も入ってこないし、残らない…。
副園長先生は日々子どもたち(と若い先生)を相手にしているので、本当にそこがよくわかっているな、と。

そして、もうひとつ。
大切なことは、あえてゆっくりと話して、しかも繰り返す。
そうすることで、ここが一番大事なことなんだとわかりますし、何よりも心に残る。このトークの緩急もうまいな…と関心していました。まあ、それができるからこそ、副園長になれるんだと思いますが…。

そんなこんなで、ほとんど涙目で過ごした卒園式でしたが、言葉や伝え方は本当に大事なんだな、と個人的な学びもあった卒園式でした。

そう、言葉は本当に大事。発する側も、受ける側も。
最後に親バカ全開で恐縮ですが、幼稚園の先生の言葉をひと言ひと言受け止めて、ポロポロと涙を流す娘を見て、「ああ、しっかりと言葉を受け取れるようになったんだな…」としみじみ思いながら、同時に涙を流していました。これからも言葉をしっかりと受け止めて、相手の気持ちを敏感に感じてほしいな、と。そんなことを願うばかりです。

それはさておき、歳を取ると涙もろくなるといいますが、アラフォーと呼ばれる世代になってから、本当に涙もろくなりました…。

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