自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「見極める目」を養うことの大切さ


今日、『大館曲げわっぱ 品質劣る偽物 通販かく乱』という記事を読みました。

秋田県大館市は、私の大好きな鹿角市の隣にある町。
知名度も鹿角よりも高いので、「きりたんぽの本場、大館」なんていう言葉を聞くと、「きりたんぽは、鹿角が発祥の地だ!」と勝手にライバル心を燃やしたりもしています。
と言いつつ、周辺エリア一丸となって盛り上がらないと地方は生き残っていけないので、何だかんだで応援しています。大館曲げわっぱで食べる弁当はおいしいですし、個人的には大好きな伝統工芸品です。

 

だから、曲げわっぱが注目されていることが嬉しくもある反面、結果的に偽物を買っている人が増えて、買ったことを後悔している人が多いと言われている事実が悲しい…。さらに言うと、曲げわっぱをつくる職人さんたちが、「品質が悪いと勘違いしてほしくない…」と、不安になっていることも悲しい。

 

でも、この記事では、“偽物”は「日本の問屋が中国に発注しているのかもしれない」と書かれていましたが、仮にそうだったとしても、個人的には誤解を恐れずに言えば、日本の問屋や、中国でつくっている人を批判するのはちょっと違うと思っていたりします。確かに商標法違反をギリギリで逃れているという見方もありますが、違法ではないし、その人たちにも生活があるわけです。
*決して偽物を推奨しているわけではありません。個人的には大反対です!

 

だからこそ、見極める目。売る側を否定するのではなく、買う側の目を養っていくことは重要だと思います。
本物は10年、20年と愛用できるほどの耐久性があります。そして、だからこその価値があり、相応の値段があります。それを消費者が知ることが大切だと思うのです。そのためにやはり効果的なのは、本物に触れること。これはすべての仕事で言えることですが、本物を見極めるには、本物に触れ続けるしかありません。

 

私も本物を見極める目をまだ持ち合わせていませんが、少しずつ本物に触れるようになったことで、わかってきたこと、見えてきたこともありますし、日々の生活が豊かになることも実感しています。
だから、もう1度書きますが、偽物を売る側を否定するのではなく、買う側の「見極める目」を養うこと。これが大切だと思うのです。

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