自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「無茶ぶり専門店」は、企業のココを見ている

最近よく自分のことを、「無茶ぶり専門店」と冗談で言っています。
納期や料金の無茶ぶりは一切お断りしていますが(それは関わる人みんなが消耗してしまうので…)、他社でどうにもできなくなってしまった案件、クライアントがどうしていいか迷いに迷いまくっている案件、何も決まっていない案件などなど、「その状況で、俺にどうしろって言うねん!」と叫びたくなる仕事が、次から次にやってくるからです…。

 

でも、他の人がどんなに考えても、何も答えが出せないという状況で頼ってくれるのは素直に嬉しいことですし、「無茶ぶりが人を育てる」と後輩にも語ってしまっていることもあり、自分のトレーニングも兼ねて、時間が許す限りなるべく引き受けるようにしています。しっかりと結果を出せば、次もまた頼ってくれますから。

 

一番最近やってきた無茶ぶり案件は、「豆も、ドリップマシンも、コンセプトも何にも決まっていませんが、コーヒー豆の商品名を考えてほしい。先方は◯◯(他社)のように、質を大事にした展開を求めています」という依頼。たったこれだけ…。
結構難しくないでしょうか? こんな依頼が多いわけです。

 

さて、世の中にはクライアントや上司からこんな無茶ぶりをされて、何から手をつけていいかわからない…という人も少なくないはず。そんなとき、どうしているでしょうか?
参考になるかわかりませんが、私のやり方をひとつ、書いてみたいと思います。

 

それは、「企業理念に目を向けてみる」です。

 

ある経営者が著書の中で(タイトルを忘れてしまったのですが…)、自社の社員に向けて、「自分が何をしていいか迷ったら、企業理念に戻りなさい。答えはそこにある」と書かれていました。そう、企業理念は社員の行動指針にもなるのです。これは内部の社員だけでなく、外部のパートナーも一緒です。迷ったときの答えは、そこにある。無茶ぶりされたときこそ、企業理念に目を向けてみるのです。

 

企業理念や社長のメッセージ、あるいは創業者のメッセージを、「この仕事とは直接関係ない」と言って、見ていない人が意外に多い。自治体の仕事でも、市長のメッセージや基本理念、総合計画、施政方針を読んでいない人が多い気がします。ここに状況を打破する、そして仕事のクオリティを上げるヒントがあるのに。

 

自社の仕事でも、他社の仕事でも、無茶ぶりされてどうしていいかわからなくなったときは、企業理念や経営者のメッセージに目を向けてみてください。きっとそこに、ヒントがあります。

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