自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

本当にヤバいときは、「ヤバい」という言葉すら出てこない

半端なく忙しかったり、頭を抱えてしまうくらいのトラブルがあったりと、年に1度は修羅場と呼べる局面を迎えます。今も言ってしまえば、そんな状況で…。

 

そんな状況になったとき、周囲の人から「よくそこまでやれますよね…」と言われたり、「何で気持ちが続くんですか?」と言われたりします。
さて、どうしてか?

 

正直、自分自身のことはよくわからなかったりもしますし、何となく意地でやっている気もします…。できないと思われたくないというちっちゃなプライドがいつもあったりしますし…。でも冷静に考えてみると、心のどこかで「何とかなる」と思っている自分がいたりもします。まさにリアルタイムで修羅場を迎えている今も。

 

その根拠のない自信がどこから来るかというと、過去に修羅場を乗り越えてきた経験だと思います。
「本当にヤバいときは、『ヤバい』という言葉すら出てこない」という経験を何度かしてきますが、その経験こそがギリギリのところで踏ん張れる今の自分をつくっているような気がします。あのときの、あの経験がなかったら、投げ出してしまっていた仕事もあったかもしれません。

 

修羅場なんて無理に経験する必要はなくて、心が病んでしまうくらいなら、修羅場から逃げたほうがいいとも思います。ただ、もし修羅場がやってきたとき、「乗り越えられる自分でいたい!」と思うのなら、1度は「本当にヤバいときは、『ヤバい』という言葉すら出てこない」という経験をしておくといいと思います。その経験がきっと、辛い状況でも「何とかなる」と思える自分をつくってくれます。

 

ここからは余談ですが、声出しはものすごく重要です。
本当にヤバいときは、『ヤバい』という言葉も出なくなるので、意識的に「ヤバい…本当にヤバい!」と、元気よく声を出しています。そう、今はヤバくないという自己暗示。それで気持ちがスッと軽くなったりします。一緒に働いているスタッフは、いい迷惑だと思いますが…。辛いときは、声を出していきましょう!