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「他にはない企画」を考える


「他にはない企画を考えてください!」
そんなリクエストをよくいただきます。言うは易しですが、簡単ではありません…。

 

それでも期待に応えるために日々頭を悩ませているわけですが、そんなときにこそ、心に強く刻むことがあります。それは、伝えたいメッセージが伝わるか。抱えている課題を解決できるか。その企画が目指している目的を果たせるのか。

 

「他にはない企画」と「目的が果たせる企画」。
どちらかを選べと言われたら、間違いなく後者です。でも、複数のメンバーでプロジェクトを動かしていると、「他にはない企画」という強い言葉ばかりが先行してしまい、優先順位が逆転してしまうことも少なくありません。目的が果たせるかが置き去りにされて、“他にはない”ばかりを追求してしまうのです。他にはないけど、効果がない。魅力がない。心に響かない。ニーズがない。そんな企画は数多くあります。これは企画を考える者として、避けなければなりません。

 

もちろん、他にはない企画を考えることは、悪いことではありません。「おっ、これは!」と手応えのある企画に仕上がり、類似の企画も見当たらない。そんなときはテンションが上がるものですが、そこで1度、冷静になって考えてみる。

 

「なぜ、その企画が今までなかったのか?」

 

自分が考えられる企画は、他の誰かもきっと考えられる。なのに、なぜ具現化されていないのか? 何か大きな問題があるのではないか? そう考えてみるのです。
技術的な問題がある場合もあれば、収支が合わない場合もあります。今までになかった理由をさまざまな視点からとことん考えてみる。これもすごく大切なことです。その結果、特に問題が見当たらなければ、あとは行動あるのみ! です。

 

「他にはない企画」。
魅力的な言葉です。魅力的な言葉だからこそ惑わされず、冷静さを見失わず、しっかりと考えなければならない。改めてそんな大切なことを思い出した1日でした。

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