自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

人間関係は植物を育てることと同じで、頻繁に水をあげないと枯れてしまう

2年ほど前の話です。
娘と公園を散歩していたとき、同じく散歩をしていたおじさんと仲良くなり、ほんの少しでしたがおしゃべりをしました。そのときに言われたひと言が、今も心に残っています。

 

「1回のディズニーランドより、10回の公園での散歩。それが大事だと思うんだよ」

 

つまり、心に残り続けるのは、1回の大きな感動よりも、10回の小さな会話である、と。
「友人関係は植物を育てるのと一緒で、頻繁に水をあげないと枯れてしまう」と誰かが言っていましたが、本当にそのとおり。子育ても友人も、すべての人間関係で大切なのは、日々気持ちを伝え続けること。1回のプレゼントやサプライズでなく、日々の些細なコミュニケーションなのだと思います。

 

これはビジネスも同じで、1回の大きなサプライズで関係を継続しようとしている人がいます。相手にとって、何かいい話があったときに連絡をするだけ。確かに相手にとってメリットはあります。でも、それでは関係が長続きしないことが多い。本当に大切なのは、些細なことでも日々連絡をして、会話を続けること。ビジネスで関係が長続きしない人は、これができない…。

 

私も人のことは言えず、忙しいとついつい、そんなことが疎かになってしまいます。でも、1回の感動より、10回の会話。言うは易しで難しいことですが、改めて大切にしたいと思いました。

あれっ、最近水をあげてないな…という人の顔が頭に浮かんだら、枯れてしまう前に気楽に連絡を入れてみましょう。