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多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

企画を考えるときに、忘れてはいけないこと


「企画を考えはじめるとき、まず何からやればいいですか?」
まだ社会人になったばかりの人に、そんな質問をされました。

 

正直に言うと、「どこから考えるか?」は、仕事の内容によって変えています。
でも、そのときに条件反射的にパッと答えたひと言が、自分でも「これは企画を考える起点としてはわかりやすいかもしれない」と思ったので、備忘録的に書き留めておきたいと思います。

 

そのパッと出たひと言とは、「たったひとつだけ伝えられるとしたら、何を伝えるか? それを考えること」。

 

たとえば、映像の仕事で言えば、依頼する側はあれもこれもと伝えたい。しかし、受注する側も同調して「あれもこれも伝えましょう!」と提案したところで、残念ですが、依頼する側はピンと来ないのです。なぜなら、あれもこれもと伝えることに無理があるとわかっているから…。でも、わからないとは言えないから、あれもこれも伝えたいと言うわけです。心の中ではきっと、「何に焦点を合わせたらいいの? それを教えて!」と思っているはずです。

 

だからこそ、大切なのは「あれもこれもと伝えたいのはわかります。でも、何よりも大切なのは、これを伝えることです!」と言い切ってあげること。

 

言うまでもありませんが、ただ闇雲にこれだ! と言うわけではありません。自分でとことん考えて、明確な理由とともに「これを伝えるべきです!」と言ってあげられるか。企画を考えるときに、とても大切なことです。仮に相手の考えと違っていても、自分の考えを持って、しっかりとその理由とともに伝えることで、「ちゃんと考えてくれているんだな」と信頼を得られます。

 

これは企画だけではなく、営業のセールストークも同じです。
自社の製品のポイントをあれもこれもと伝えるよりも、たったひとつだけ伝えるとしたら、何を伝えるか? を考えてみる。そうすると、相手に刺さるプレゼンのポイントやヒントが見えてきます。

 

「たったひとつだけ伝えられるとしたら、何を伝えるか?」
忘れてはいけない視点だな、と改めて思いました。


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