自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

仕事はお金で判断しない


9月23日、本を出版しました!

ニッポン手仕事図鑑をはじめてから、職人さんたちに「相談に乗ってもらえないでしょうか?」「お手伝いをしてほしいのですが…」と、声をかけていただける機会が増えました。「職人さんの広報マンになる!」というミッションを掲げている自分としては、本当に嬉しい限りです。

 

とはいえ、職人さんたちは潤沢な資金があるわけではないので、“お金だけを見たら”その仕事を受けるのは厳しいケースが少なくありません。ただ、あくまでも“お金だけを見たら”です。広い視野を持ってその仕事の価値を考えてみると、職人さんからのそういった仕事をやらせていただくことで、お金では買えないものが得られる可能性が十分にあります。

 

私はここ数ヶ月、3人の職人さんの仕事のお手伝いをしました。その稼働時間をすべて合算すると、結構な時間になります。でも、その仕事の金銭的な対価は正直、一般的なフリーランスの方の1日分くらいの対価でしょうか。お金だけを見たら、「受けられない」という判断するくらいです。

 

しかし、です。結果的にはそれらの仕事を通して、「東急百貨店」「近畿日本ツーリスト」「有隣堂」「TOKYO FM」とつながることができ、新しい仕事につながりました。この出会いとチャンスをお金で買えるかと言えば、当然買えるはずもありません。この価値を知っているからこそ、仕事をお金では判断しないのです。

 

「もっとお金にシビアにならないと…」と、周囲の方によく言われたりしますが、お金で買えない価値を知ってしまうと、お金だけで仕事は選べなくなってしまうのです…。

 

仕事の価値をお金だけで判断すると、結果的に損をすることもあると思うのです。

天皇陛下の枕もつくっていた職人さんの、最後の仕事を映像に残しました。

follow us in feedly