自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

課題発見力が9割


9月23日、本を出版しました!

最近、本屋へ行くたびに思うのですが、タイトルだけでなく、帯にも「9割」という言葉を使っている書籍が多いな、と。
皆さんがご存知なのは、『伝え方が9割』『人は見た目が9割』などでしょうか?『男と女は打算が9割』『受験は母親が9割』なんて本も出ていたりしますが、確かにどれも気になるタイトルです。使いたくなる理由もよくわかります。

 

というわけで、今日はそのブームに乗って、「9割」をキーワードに記事を書いてみたいと思います。

 

個人的に仕事のクオリティを左右するのは、「課題発見力が9割」だと考えています。

 

仕事とは、クライアントの課題を解決することです。あるいは、消費者の課題を解決することです。それ以外にはありません。だからこそ、“正確に”課題を発見できるかどうかで、仕事のクオリティがほぼ決まると思っています。なので、クライアントの課題を、深く知ることがとても大切です。なのに、クライアントや消費者の課題に対して、「知ったつもり」になっている人がものすごく多い…。

 

今日、とある企業の営業ミーティングに参加しました。
「クライアントが抱えている、もっとも重要な課題は何ですか?」と質問をしたところ、「たぶん、メインターゲットのひとつ下の世代(=50代)の認知度を上げることです」と答えが返ってきました。「たぶん」という言葉が気になったので、その後の商談で再度ヒアリングしてもらうと、実は「メイン商品を子ども向けに販売していきたい」との課題が聞き出せました。そう、ひとつ下の世代なんて、まったくの的外れだったのです…。

 

知ったつもりにならないことは、とても大切なことです。
「売れない」という課題も、新規顧客に売れないのか、リピーターに売れないのかで解決策は大きく変わります。ロングセラーが売れなくなったのか、新商品が売れないのかでも違います。新商品が売れないのも、リアル店舗で売れないのか、ECサイトで売れないのか…。突き詰めていくと、ぼやけていた課題がハッキリとしてきます。

 

ほら、相手の課題が、意外に曖昧だったりしませんか?

 

課題発見力というと、相手が“気づいていない課題”を見つけてあげることだと思う人がほとんどだと思います。もちろん、それも重要です。でもその前に、相手の課題をしっかりとヒアリングして、正しく把握するという基本を忘れないこと。それができなければ、相手が気づいていない課題も見つけてあげられません。

仕事は、課題発見力で決まります。



問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

天皇陛下の枕もつくっていた職人さんの、最後の仕事を映像に残しました。

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