自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「2つの世界」があることを知る


9月23日、本を出版しました!

「銀座のスーパーに行って、ゴーヤの価格を調べて、地元のスーパーの価格と比べてみなさい」

 

駆け出しの頃にそんなことを言われて、実際にやってみたことがあります。驚いたのは、倍近くも値段が違ったこと…。その結果を報告しにいくと、「同じゴーヤでも、銀座でその値段で躊躇せずに買う人と、地元のスーパーで『ちょっと高いから、また今度』と買わない人がいる。どちらが良い悪いではなく、世の中には同じ『ゴーヤを買う』というシチュエーションでも、まったく異なる“2つ以上の世界”がいつもある。これ、忘れちゃダメだよ」と教えられました。

 

それからは常に、2つ以上の世界を意識して仕事をするようになりました。
「えっ、そんなの当たり前でしょ?」という声が聞こえてきそうです。そう、本当に当たり前のこと。でも、日々慌ただしく仕事をしていると、そんな当たり前のことが抜けてしまうことも少なくありません…。

 

つい先日も、こんなことを思いました。

 

とある大きな病院の、あるフロアにある売店。
そこには「患者が買う(あるいは、患者のために誰かが買う)」という世界もあれば、「患者をサポートする人たちが、自分のために買う」という世界もあります。患者をサポートしている人たちは、強い緊張状態にあったりします。そう考えてみると、健康重視のお茶ばかりでなく、リラックス効果のあるお茶を置いてもいい。でも、置いていませんでした。心和ませる雑誌など、そういった類のものは何も…。どうしてだろう? と。

 

同じ場所で、あるいは違う場所で、同じ行動をしている人たちがいます。でもそこには、経済状況が違ったり、目的が違ったり、心境が違ったりと、2つ(以上)の世界が必ずあります。決して、ターゲットを絞るな! という意味ではありません。ターゲットを見据えつつ、それ以外の世界があることを意識しておくと、もっと視野が広くなり、思考が深くなります。

 

その結果、今まで以上に誰かに喜んでもらう仕事が、できるようになるはずです。

編集長をやっています。

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