自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

仕事に効率を求めすぎると、発想力や創造性を失っていく


本を出版します!9月23日発売予定!

私にクリエイティブの基本を教えてくれた人は、「無駄」をとても大切にする人でした。外出時に寄り道をしたり、会議中に雑談をしたり、仕事中に架空のポスターをつくったり…。

 

その人は日々、「効率を求めることは否定しないけど、無駄を排除してしまったら、クリエイティブな発想は生まれないと思う」と言っていました。そして、「無駄は楽しいから、適度に無駄がないと、会社やチームの雰囲気もよくならないんだよね」とも。

 

この言葉を聞いたのは、もう10年以上も前の話です。
なぜ思い出したのかというと、ここ最近、「うちの社員は、発想力が乏しい!」「うちの会社は、雰囲気が悪い!」と嘆く経営者の話を聞くことが多かったからです。そんな経営者ほど、社員を徹底的に管理していて、とにかく効率を求め、無駄を排除しようと躍起になっていたりします。適度な無駄がクリエイティブな発想を生み出し、会社の雰囲気をよくすると教えられ、そのことを実際に体験してきた自分には、やはり違和感があり…。

 

どちらが正解かを決めよう! というつもりはまったくありません。
経営者の人には1度、無駄について考えてみてほしいと思いますし、社員やクリエイターなどの個人単位でも、考えてみる価値はあると思っています。

 

「最近、ピリピリしているな…」とか、「何となく発想力がなくなっているな…」と感じている人がいたら、もしかしたら「無駄が欠乏している」のかもしれません。デジタルでスケジュールを管理したり、デスクにストップウォッチを置くことを否定はしませんが、過剰に効率を求めすぎると、仕事が楽しくなくなったり、発想力や想像力が落ちたりすることもある。それを覚えておくといいのかな、と。

 

仕事には意味がある無駄も、あるのです。



編集長をやっています。

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