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多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「おっ!」と言わせる、ネーミングを考えるコツ


9月23日、本を出版しました!

レストランの屋号を考えてほしい。少し前に、そんな依頼を受けました。

 

屋号を考えるにあたり、リクエストがあったのは、ただひとつ。「自慢の野菜を使って、毎日違う野菜の日替わりメニューを出すので、それが伝わる名前がいい」。

 

そこで考えた名前は、『菜七色』。
50種類を超える野“菜”を使い、お客様に毎日(=“7”日間、色々なメニューで)、野菜のおいしさ、野菜の魅力を提供していくレストランだからです。ただ、それを伝えるだけなら、違う名前でもいいし、他にもいくらでも考えられます。でもなぜ、「なないろ」にしたのか?

 

そのレストランの店主は口癖のように、お客様や働く人を「幸せにしたい! 笑顔にしたい!」と言われる人でした。その想いも、しっかりと届けていくべきだと考えました。

 

幸せの象徴はいくつかありますが、そのひとつでもある「虹」。虹は見た人を笑顔にしてくれます。その虹は、7色。だから、野菜の日替わり(七変化させる)メニューを出すことがわかるように! とのリクエストに対して、店主の人を幸せにしたい! という想いも取り入れて考えた結果、必然的に「なないろ」になったわけです。

 

「ふたつの意味を持たせる」ことで、ネーミングに“厚み”が出てきます。
このケースでは、ビジネスモデルを伝える+店主の想いという、視点が異なるふたつの意味を持たせてます。
思考のプロセスはもう少しだけ複雑ですが、ひとつの基本的なコツとして、覚えておいて損はないと思います。ふたつの意味を持たせることで、共感度や説得力も増します。

 

この考え方、ネーミングだけでなく、企画やキャッチコピーを考えるときにも使えます。お試しください。

編集長をやっています。

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