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成功するビジネスの条件 - 第三者に、ひと言で伝えられるか?

教科書”にしている本にも書かれていることですが、成功するビジネスの多くは、たった「ひと言」で第三者に伝えられます。ビジネスモデルそのものも、魅力も、ビジョンも、志も。

 

当事者から第三者へ、第三者がそのまた別の人に「ひと言」で伝えられるビジネスは、口コミなどで認知されるスピードも早く、わかりやすいだけあって、共感もしてもらいやすい。必然的にビジネスが成功する確率が高くなる、というわけです。

 

改めてその重要性を実感したのは、昨日と今日で立て続けに「伝統サポーターズ」「iichi」「TURNS」の関係者とお会いしたからです。いずれのサービスも担当者のメッセージがシンプルで、魅力も想いもストレートに伝わってきます。そう、メッセージ性がとても強く、誰かに話したくなる。そりゃ、応援してくれる人も増えるよな、と。だから当然、ビジネスに勢いがあります。担当者の目にも、力がある。見習うべきこと、学ぶべきことは多々あります。

 

ひと言で伝えることの重要性は、WEBサービスや雑誌だけでなく、私がお仕事をさせていただいている小売業、BtoBのサービス業、移住者を募る自治体など、すべてのビジネス、活動に共通して言えることです。乱暴にすべてがそうだとは言いませんが、ひと言で伝えられないビジネスは、あらゆる面でスピードが遅く、共感もしてもらえず、勢いもない場合が多い…。

 

ビジネスが停滞、あるいは衰退していると悩んでいる方がいたら、「第三者でひと言で伝えられるか?」を指針として、ビジネスをブラッシュアップしてみてほしいと思います。モノやサービス、ビジネスの規模の大小、法人や個人の違いは問わず、言葉がバシッと「ひと言」になったビジネスはきっと成長していくはず。

 

今、目の前に把握できないほど多機能な、新しい家電製品のカタログがあります。
この商品、ひと言で伝えるのは、本当に難しい…。売れるか? 売れないか? 注目してみています。

 

「羽根のない扇風機」。ここから学べることがあるのでは?
余計なお世話ですね…。