自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

今までの感謝を忘れて、他人を否定してしまう人へ


今、某有名PR会社の監査役も務めるスペシャリストの方と、とある企業の立て直しプロジェクトに参加させていただいています。

映像やWEB、メディア運用、イベント、事業計画など、とにかく「考える」ことが今の自分の仕事なのですが、このプロジェクトは人生最大の難題と言えるくらいに、考えることの難しさを痛感しています。日々の仕事ではどんなに厳しい状況でも、「考えよう。答はある。」と、ヘーベルハウスのキャッチコピーを自分に言い聞かせながら前向きに仕事をしていますが、この仕事は本当に答えがあるのか? と弱音を吐きそうになることも…。

 

さて、弱音はこのくらいにして…。

 

このプロジェクトのミッションをひと言で言うと、「経営者と従業員の信頼関係の再構築」です。こう書いただけで、簡単ではないことはすぐにおわかりいただけるはずです。人と人の問題は、何よりも難しい。そして、何よりも大切。人なくして、企業は生き残っていけませんし、発展していくこともできません。信頼関係が完全に崩壊してしまった企業をどう立て直すか、これが与えられたミッションです。

 

当然詳細は書けないのですが、プロジェクトを通して、ひとつ強く感じたことがあります。それは「人は、過去の感謝の気持ちを忘れてしまう」ということ。今日のテーマにしたいと思います。

 

信頼関係の問題を抱えているこの企業を知ってから4年、身近なところで2年間見てきましたが、元々は信頼関係がしっかりと築けていました。でもいつからか、双方が「この人は、私のことをまったく考えていない! 大切にしてくれていない!」「この人のことはもう信じられない!」と、今の感情だけで否定や拒絶をしてしまうようになってしまいました…。どちらの言い分もわからなくもない状況ではあります。

 

でも、客観的な立場の人間から、ひとこと言わせてもらいたい。

 

「あなたのことを大切にしない人が、あのとき、あのような行動をしてくれたでしょうか? あのとき、あの言葉を掛けてくれたでしょうか?」

 

これまでの付き合いを振り返ってみると、感謝できることがお互いにたくさんある。「あのとき、私のためにあんなことをしてくれたな」「こんな言葉をかけてくれたな」と。なのに、今までの感謝を忘れて、今の感情だけで否定し、拒絶する。そんなに悲しいことはありません…。

 

経営者と従業員のひとりひとりが、相手に対して感謝の気持ちを思い出せれば、状況は少しはよくなるかもしれない! と、そんな期待を持ってはいますが、これですべてが解決するほど、単純ではなく、まだまだ頭が痛い日々が続きそうです…。

 

とにもかくにも、今の感情で人を否定したり、拒絶したりする前に、これまでを振り返って、「あのときの感謝」を思い出すことは大切だということ。そんなことを強く思いました。 

 

実は、この騒動の発端は「経営者のお金の不安」からでした。お金の不安についても、また近々書いてみたいと思っています。

 

イベントレポート動画をアップしました! ぜひご覧ください!

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