自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

できるだけお金を使わずに、貴重な体験をする


「お金がないから、何もできない」と言い切ってしまう人が少なくありません。

 

改めていうほどのことでもありませんが、少しの智恵を絞れば、お金をかけなくてもできる体験は山ほど見つかります。お金がないことは、体験が積めない、勉強ができないという理由にはなりません。

 

例えば、私が尊敬している人のひとり、伊勢丹のカリスマバイヤーとして名を馳せ、藤巻百貨店を立ち上げられた藤巻幸大さん(2014年にお亡くなりになられたのが、本当に残念でなりません…)。
お金がなかった20代の頃、話題の新しいレストランができたと聞けば、フルコースを頼めるお金はないので、ビールとおつまみだけ注文して、話題のレストランの雰囲気を体験したそうです。店側には嫌な顔をされることもあったそうですが…。

 

他にもデパ地下で有名なお店の料理を試食したり、一流ブランドの服を試着してみたり、ディーラーに行って高級外車を試乗したり…。とにかくタダで体験できることは、片っ端からやってみたと語っています。そうするところで、買い手の視点になって、なぜこれが流行っているのか、話題になっているのかを考えることができる、と。カリスマバイヤーも1日にして成らず、だということです。

 

個人的にも「百聞は一見にしかず」を肝に銘じて動いています。
インターネットがこれだけ進化した今、足で情報を稼ぐことが億劫になっている人が多い。でも、これは大きなチャンスです。「知ったつもり」「行ったつもり」になっている人が多い今、実際に体験したり、行ったりするだけで、差を付けることができるからです。

 

個人の体験談をお話させていただくと、地域活性や被災地支援の仕事をするにあたり、いろいろと勉強はしていましたが、「知ったつもり」になってしまっているのでは? という不安をいつも抱えていました。そこで、お金も時間もあまりないので、1泊2日の弾丸ツアーで被災地に行ってきました。結果、「知ったつもり」「行ったつもり」になっていた自分を思い知らされ…。何も知らなかったんだな、と。

 

このときの経験が、パソコンやスマホから離れて、足で情報を稼ぐことの大切さを教えてくれました。インターネットで調べるということを少しセーブするだけで、入ってくる情報の濃度は劇的に変わります。これは保証します。

 

身の回りを見渡してみると、タダで体験できること、少しのお金で体験できることがたくさんあります。それを積み重ねることでセンスも磨かれ、新しい仕事をつくるヒントも得られるはずです。


人生を楽しみたければ ピンで立て!

 

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