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政治家の話はどうして、薄っぺらく聞こえてしまうのか


9月23日、本を出版しました!

昨日、NHKの会長と、民主党議員の議論の様子がニュースになっていました。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。「屁理屈」「くだらん」「撤回しろ」という言葉も飛び交い…。

 

どちらの肩を持つつもりも、誰かを否定するつもりもありませんが、揚げ足取りを取るような議論は個人的に好きではありません。お互いを尊重しつつ、発展的で建設的な議論をしてほしいものです。少なからず国民のお金が使われている時間なのですから。

 

それはさておき、実際に話している内容が薄っぺらいということではなく、政治家の話を薄っぺらく感じてしまうことはないでしょうか。繰り返し念を押しますが、内容が薄っぺらいと言っているわけではなく、あくまでも薄っぺらく“聞こえる”という話です。

 

個人的な見解になりますが、上記を例に話をすると、議員はNHK会長に向けて発言をしているのですが、その発言がNHK会長ではなく、テレビで見ている有権者や、同じ政党のお偉いさんに意識が向けられているように感じてしまうのです。

会話しているのは目の前にいるNHK会長なのに、その発言がまた別の誰か向けられているように感じるので、薄っぺらく聞こえてしまう。もっとストレートにいうと、NHK会長と会話をしているようで、会話をしていない…。

 

同じような話が身近なところでもあります。

私は広告代理店や制作会社のプレゼンに同席する機会が多々あります。担当者は当然、クライアントに向けて話をしているのですが、自分の上司を意識しているのが思いっきりわかってしまうことがあります…。これ、意外に少なくありません。「誰に向かって話しているんだ?」と。

 

プレゼンをされる立場にいたときも、よくそんなことを感じていました。ま、上司や仕事をくれた企業などの目を意識してしまうのは、理解はできますが…。でも意識がそちらに行ってしまうと、それが相手にも伝わってしまうことがありますし、何より意志や思いが届かなかったりもしてしまうのです。

 

目の前の相手に話をしているのに、別の誰かに聞いてもらっていることを意識してしまうと、メッセージの熱量みたいなものがガクッと下がります。そういうことってないでしょうか?

 

目の前にいる相手だけに向けて、本気で伝えようとする。意識を目の前の相手に集中する。相手と本気で会話をする。それだけで、コミュニケーションやプレゼンは、大きく変わると思います。

 

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