自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

あの人が「主張してこない」要望を見抜く


本を出版します!9月23日発売予定!

最近、人材採用に関するお仕事をいただく機会が増えました。職場環境の整備のプランニングだったり、従業員満足度を上げるための施策を考えたり、会社説明会用の映像をつくったり…。

 

ユニクロは限定正社員での採用を強化していますし、あのディズニーランドのオリエンタルランドも、821人の契約社員のうち、16年度からは希望するすべての人を正社員に登用するそうです。

その他にもさまざまな企業が正社員化による人材の囲い込みを強化する今、中小企業の人材難はますます深刻になるばかり…。だからこそ、どのように自社の魅力を打ち出し、興味を持ってもらうか。入社してもらって、いかに長く働いてもらうか。これが企業が生き残っていくために、売上げと同じくらい重要なことだと考える企業が増えたからだと思います。

 

さまざまな方向からそんな課題と向き合っている中で、改めて実感したことがあります。

それは、応募者が「主張してこない要望」を見抜くことの大切さ。

 

報酬や休日、福利厚生についての要望は、応募者がエントリーシートや履歴書に書いたり、面接で話してくれたりもします。ただ、要望はそれだけではありません。応募者の心の中には、どういう人の下で働きたいか。自分のどの部分を伸ばしてもらいたいかなど、さまざまな要望が眠っています。

 

要望のすべてに応えるのは、不可能に近い。でも、ひとつずつ応えていく努力はできます。

そのためにも「主張してこない要望」に耳を傾けて、具現化するための行動をしていくことが大切です。そういった姿勢はしっかり伝わるので、粘り強くそんな努力を重ねた企業に、人材が集まってくるような気がします。上っ面で未来を語っても、誰の心には響きません。そんなことはみんな見透かしてしまうのです。見透かされていることに気づいていない企業も多そうですが…。

 

これは採用だけではなく、自分自身の仕事にも同じことが言えます。

取引先に仕事を発注されたときや、上司に仕事を任されたとき、相手は要望を伝えてきます。でもそこに、主張されない要望がきっと隠れています。そこに耳を傾けてみる。わからなかったら、ストレートに聞いてみてもいいと思います。

 

相手が主張してこない要望を見抜ける、声なき声に耳を傾けられる企業や個人が、今後生き残っていくような気がします。

 

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