自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

企画は、八方美人がいい!


9月23日、本を出版しました!

企画を考え、形にするとき、「八方美人」という言葉が適切かはさておき、たくさんの人に「都合がいい」ということが大切だと考えています。

 

仕事を任せてくれた依頼者に満足してもらうだけでなく、その先にいるターゲットに喜んでもらえるか、ターゲットの心に届くかが何よりも重要です。でも、せっかく企画を考えるのであれば、その企画に関係している周辺のたくさんの人に喜んでもらいたいと、いつも考えるようにしています。

 

去年の年末、こんな取り組みが話題になりました。Yahoo!でも紹介されていたので、知っている人も多いと思います。

 

それは京都府内のコンビニ強盗を防ぐ取り組みです。深夜のコンビニの駐車場をタクシーの休憩所として開放した結果、コンビニ強盗が半減したそうです。店員やコンビニ利用者、周辺住民を危険から守るのはもちろん、深夜の休憩場所に困っていたタクシーの運転手も嬉しいアイデアで、多額の費用をかけて防犯ができないオーナーの負担も少ない。むしろ、タクシー運転手が休憩するとき、缶コーヒーなどを買ってくれるかもしれない。

 

「深夜の休憩に、うちのコンビニの駐車場を使ってください」

この告知だけで実際に目に見える防犯効果があり、喜んでくれる人もたくさんいる。素晴らしい企画って、こういう企画ではないでしょうか。ターゲットが定まらず、目的がブレると企画の精度は落ちますが、それに注意しながら「あの人にも喜んでもらいたいな」「この人の役にも立ちたい」と考えていくことで、企画にもっと深みが出てきます。言うは易し…ですが。

 

ということを改めて肝に銘じつつ、企画の仕事に戻ろうと思います。

 

編集長をやっています。