自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

頑張れない、踏ん張れない、モチベーションが上がらない…その理由


9月23日、本を出版しました!

知らない人がいないと言ってもいいほどの有名な経営学者、ピーター・ドラッカー。その彼が残した言葉のひとつに、こんな言葉があります。

 

知識労働者には特有の問題がある。

若くしてやる気を失うことがある。

40代での燃え尽き現象は、

仕事のストレスによるものではない。

仕事への飽きからくる。

 

自分が人よりも飽きるスピードが早いのではないかと感じていて、飽きたことに耐えながら続けることができない性格だと知っているので、「飽き」への対応をどうするか、以前から割りと真剣に考えていました。

 

燃え尽きまではいかなくても、「飽き」がモチベーションの低下の原因になっていることは、20代、30代の人でも多いと思います。これは働く人にとっても、雇用する企業にとっても、実は結構深刻な問題になっていたりします。仕事に飽きてしまった社員が多い企業は、クライアントに飽きられてしまう(仕事を打ち切られる…)ことも多いからです。このあたりのケアは、経営者の重要な役割なのかもしれません。「なぜかモチベーションが上がらないな…」と自分自身のことを感じていたり、「あいつ、最近やる気がないな…」と思う部下や後輩がいるとき、原因は「飽き」かもしれません。

 

では、どうやって「飽き」がこないようにするか?

 

極論すると、環境を変えるのが一番です。
仕事を変える。職場を変える。一緒に働く人を変える。ただ、それは簡単なことではありません。できないときは、同じ仕事を続けていくにしても、常に「新しい要素」をひとつは必ず取り入れてみること。とても当たり前の話です…。
とにかく自分にとっての新しい要素を、日々の仕事の中に何としてでも(時には強引に、時にはこっそりと…)取り入れてみる。いつもの仕事に新しい要素を取り入れてみることは、しっかりと意識さえしていれば、絶対にできることです。

 

新しい要素を取り入れることで、何かを調べたり、どこかに足を運んだりする機会も増えてくるので、新しい学びが得られます。知識や経験を持った人とも会う回数も増えるので、新しい出会いにもつながります。そんなことの丁寧な積み重ねが、ただ自分が仕事に飽きないというだけでなく、仕事そのものの新鮮さもキープできるので、クライアントなどの他者から「飽きられなくなる」ことにもつながるのです。

 

まずは誰も気付かないような、本当に小さな「新しい要素」を取り入れてみることから。例えば、資料をつくるとき、フォントや色を変えてみるだけでもかまいません。あとは紙の閉じ方を変えてみるとか。きっと、何かはできるはず。自分の意識を変えてみることが大切です。

 

と、ここまで書いておいて、最後に…。
でも一番大切だと思っているのが、継続して極め続けようと思える仕事をつくること。どんなに続けても、飽きを感じない仕事。これを見つけることが、やっぱり究極です。だから長い年月をかけて、その道を極めようとする職人さんを、私はものすごく尊敬しています。


じぶんリセット: つまらない大人にならないために (14歳の世渡り術)


仕事は5年でやめなさい。

編集長をやっています。