自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

日本のものづくりが抱える「大きな問題」


9月23日、本を出版しました!

活版印刷の築地活字さん、靴修理のハドソン靴店さんを取材し、映像を制作してみて「深刻だな…」と持ったのが、「機械の部品」の問題です。

*職人さんたちのドキュメンタリー動画は「ニッポン手仕事図鑑」でご覧いただけます。

 

ニッポンの手仕事を支えるのは、言うまでもなく技術を持った職人さんです。ただ、職人さんにいい道具があってこそ、素晴らしい手仕事ができます。

ですが、活版印刷においては鋳造の機械も新たには手に入らず、修理するにも部品がない…。同様に靴を修理するミシン等の機械も、デッドストックのものを何とか探して売ってもらったり、廃業された方から譲り受けていたりします。故障したら…やはり、部品を調達するのには苦労するはずです。

 

3Dプリンターが日々進化しているので、そういったテクノロジーによって、問題が解消される可能性はあり、今後に期待もできます。それでも、すぐには無理です…。

 

日本が誇る手仕事を残していくためには、職人さんを育成して、技術を継承すればいいわけではありません。「職人さんを支えるプロフェッショナル」も同時に育成していかなければならないのです。これは一企業だけでの努力では当然無理なので、国にもこの重要性を理解してもらい、支援していただきたいな、と。

 

職人さんはたくさんいるのに、その機械や部品を作れる人がいなくて、どうしようもない…なんて、笑い話にもなりません。

 

職人さんを支える裏方=プロフェッショナルの存在の大きさを理解して、支援者が増えることでしか、日本が残していくべき手仕事が抱える大きな問題は解消されないと思います。

 

プロを支えるプロを生む。工業系の大学などで、育成に力を入れてほしいです。

 

よく読まれている記事です