自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

仕事に合わせて、オフィスを変える


仕事の内容によって、場所を変えることも生産性を高める方法のひとつです。

 

例えば、私が尊敬するスラムダンクやバガボンドの作者である井上雄彦さんは、マンガのネーム(ラフ、絵コンテ、コマ割り)を自身のアトリエではなく、お気に入りの喫茶店で行っているようです。しかも、1箇所ではなく、いくつもの喫茶店をはしごをするとか。面白いのは、1番バッターのお店や、エースのお店など、回る順番なんかもあるそうです。さらに余談ですが、喫茶店では消しゴムを使わないそうです。消しカスが床に落ちるから…さすがですね。

 

井上さんにとってのアトリエもそうだと思いますが、ビジネスマンが働くオフィスも、すべての仕事において万能ではありません。仕事内容によっては、個々でベストな環境は変わると思うのです。私の知人にも企画を考えるのは、散歩しながらという人や、山手線の電車の中という人がいます。

 

私もクライアントのニーズや自分の考えを「整理する」業務は、喫茶店が一番はかどります。ただ、企画書や提案書を作成したり、文章を書いたりするのは、オフィスが一番いい。さらにいうと、企画書を書き終えて、それをさらに煮詰めていくときは、なぜかお気に入りの銭湯が一番よかったりします(もちろん、企画書は持って入りません…)。

 

仕事に合わせて、場所を変える。はかどる場所を探す。

スケジュールを立てる場所、映像の構成を考える場所、フリーランスのクリエイターと打ち合わせをする場所も、個人的にオフィスよりもベストな場所があります。その場所を見つける前と後では、仕事のスピードも質も大きく変わりました。場所を変えることで、いろいろな情報が入ってきたり、新しい発見があったりというメリットもあります。外出が難しい人でも、会社のオフィスの中で、業務に合わせて最適な場所を探すこともできると思います。帰宅途中に少し、シェアオフィスや図書館に寄るなんていう話もよく聞きます。

 

一見、仕事に向きそうもない場所でも、思いのほか、仕事がはかどったりすることもある。いつも同じ場所で仕事をしている人は、そんな場所を探してみてはいかがでしょう。仕事の質が、きっと変わってくると思います。