自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

成長を続ける後輩たちに、今年一番勧めたい1冊「大人らしさって何だろう。(大網理沙 著)」


「本を読むこと」「人と会うこと」「知らない土地に足を運ぶこと」。この3つから得る学びをとても大切にしています。

その中でも本を読むことで、得られたことが少なくありません。本を読むと読まないとでは、人生は大きすぎるほど変わるとさえ思っています。だからこそ、いい本があれば、どんどん共有します。オススメの本を聞かれることもあるので、常に頭の中に数冊のオススメ本をインプットしていたりもします。

 

私の周りには、来年が「勝負の1年になる」後輩が6名ほどいます。映像クリエイター、カメラマン、WEBデザイナー、サウンドクリエイター、バイヤー、経営者…。そんな後輩たちに今、特にオススメをしたい本が「大人らしさって何だろう。(大網理沙 著)」です。

 

いい本とは、「そうだよなぁ」という共感があり、「なるほど」「そうか」と思わせる気付きがあり、「…ッ!」と思わず無言になる、ハッとする驚きがあります。言い換えると、初心を思い出させてくれて、新しい学びがあり、「よし! 頑張ろう!」というモチベーションを与えてくれる。いい本とは、そういう本だと思います。

 

「大人らしさって何だろう。」は、まさにそういう本です。自分自身の過去、現在、未来について、深く考えさせてくれます。

本の内容は『ファンをつくる』『プレッシャーと闘う』『言葉の選び方』『初対面のとき』『洗練された所作』など、テーマもこのブログで取り上げたい内容ばかり。というか、このブログを読まなくても、この本を1冊読むだけで…それはさておき、詳細を書くとネタバレになってしまうので、あえて書きませんが、ひとつだけ取り上げさせていただきます。

 

これは本当に重要! と思ったのが、P.175にある『注意の受け方』。

まだ20代半ばの頃、失敗ばかりだった大網さんは、当時の社長から以下のような言葉をもらい、勇気づけられ、自信が持てたそうです。

 

「注意されたとき、うじうじと悲しまれたら注意する気がなくなるし、『もうこの人はどうせ落ち込むだけだから』と、次からは注意しないと思う。でも大網さんは、注意を素直に『はい』と受け止める。落ち込むのではなく、次に生かそうと思って真剣に聞いてくれる。それが伝わってくるから、大網さんには言ってあげようと思うんだ」

 

これ、本当に、本当に大切なこと。若いときに、経験豊富な人からどんな言葉をかけてもらうかで、その後の人生は大きく変わります。言ってもらえた分だけ、成長ができる。私自身も師匠と呼ぶコピーライターのTさんと出会わず、注意や指導をしてもらえなかったら…と思うと、ゾッとします。たぶん、今の10分の1も、仕事ができなかったと思いますから。

 

「注意される力」とでもいいましょうか。この人には、ちゃんと教えてあげたい! と思われることは大切です。それは言い換えると、人間力とも言えると思います。注意をされることを避けようとする人も多いと思いますが、注意された数だけ、未来が広がります。それは間違いありません。