自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「◯◯◯◯」という政治家のような言い訳は危険


大方の予想通り、自民党の圧勝で終わった第47回衆院選。いいも悪いも、ひとりのビジネスマンとして、ひとりの父親として、個人的に思うことはあります。ただ、そこまで悲観的と言えば、そんなことはありません。政治家の皆さんには当選した以上、自分の意志と考えを持って、しっかりとやっていただきたい。それだけです。そう、自分自身の「安定」を追うのではなく…。

 

さて、今日は政治の話がしたいわけではありません。今日は「政治家の言い訳」のお話です。

 

いつも選挙後に「この言葉が癖になったら危険だな…」と気を引き締めさせてくれるのが、敗戦の弁のときに政治家が使う「準備不足だった」というフレーズ。このフレーズを使ってしまう人に、未来なんかつくれるはずがない! といつも思います。キツい言い方ですが、そういう人には仕事もチャンスも人も期待も、何も集まってこない。毎回誰かが「準備不足」と言ってくれるので、選挙のたびに「あっ、気をつけなきゃな…」と襟を正しています。

 

ビジネスマンなら誰でもそうですが、十分に準備をする時間なんてありません。完璧に準備ができない以上、大なり小なり「準備不足」です。

結果が出せなかったとき、「準備不足だった…」で終わらせるのではなく、「この時間の中で他に何ができたか」「よりよい方法はなかったか」と、思考を深めていくことが重要。いい結果が出るよりも、結果が出せなかったときに思考を巡らせる時間の中に、「成長できるヒント」が隠されています。大切なのは、準備不足の中で、どこまでベストを尽くせるか。その経験を、どのように次につなげるか。

 

そのためにも「準備不足だった…」は、絶対に口にしてはならない言い訳です。それを言った途端、無意識に思考が停止してしまう危険なフレーズだからです。

 

有名な話ですが、ディズニーランドの完成予想図は「たった48時間で」つくられたと言われています。そのたった48時間でつくられた完成予想図があったからこそ、ウォルト・ディズニーの壮大な夢にABC(米放送ネットワーク)は巨額の融資をしました。そして、東京ディズニーランドが生まれ、そこで楽しむ子ども笑顔があるのも、その48時間があったからこそ。

 

選挙が決まってから“本気”で考えるから「準備不足だった…」になる政治家が多いのではないでしょうか。

大切なことはいつも考え続ける。時間がなくても、その中で考えてベストを尽くす。失敗しても、次につながるヒントを必ず見つける。それが大事だと、改めて今回の選挙が教えてくれました。