自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

他人と比較する人、自分と比較する人


9月23日、本を出版しました!

年末だから、というわけではないと思いますが、転職や独立など、次のステージに進むことを考える人が周りに増えてきました。1年を振り返ってみて、思うところがあるのでしょうか…。私もそうですが、30代半ばから後半になると、いろいろとこの先の人生を考えたりするものです。このままでいいのか? と。

 

そんなことをいろいろと考えて、実際に決断をする人もいれば、決断できずに現状維持という選択をする人もいます。どちらがいいか、という話をするつもりはありません。

 

個人的な話をすると、少し前なら「5年後、10年後を見据えて…」「環境を変えることは…、新しい人と出会うことは…」なんて堅い話をしていましたが、今はただ「自分が楽しめるか? 充実しているか?」が何より重要だと考えるようになりました。今を大切に生きるほうが気持ちも充実して、仕事もうまくいくことを今年1年、強く実感したからかもしれません。

今を楽しめていて、気持ちが充実しているなら、無理に転職や独立をする必要はないと思います。ただ、今を楽しめていなくて、気持ちが充実していないなら、それは人生の浪費かな、とも思ったりしています。

 

さて、本題です。

 

次のステージに進むかどうかを考えている人の中には、「強い不安を感じて、心が折れる人」と「不安を感じながらも、前に進める人」がいます。育ってきた環境や性格の違いもありますが、私はある大きな共通点があると思っています。それは「強い不安を感じて、心が折れる人」は、他人と自分を比較する。「不安を感じながらも、前に進める人」は、過去の自分と今の自分を比較する。

 

「どちらが仕事ができる?」と、他人と自分を比較をしても、答えなんて出ないのです。優れている面もあれば、劣っている面もある。評価する人によっても違う。それに「強い不安を感じて、心が折れる人」は比較する他人が漠然としていて、「同世代の人は…、感性が豊かな若い世代には…」なんて、見えない敵と比べていたりします。相手が見えていなければ、不安は大きくなるに決まっています。頭の中に、強敵を思い浮かべるわけですから。

そう、心が折れる人は見えない敵と戦っていて、どんどん自分を追い詰めていく。だから、自己評価も低くなり、環境が変わることを恐れ、行動することを躊躇してしまいます。

 

反対に「不安を感じながらも、前に進める人」は、過去の自分と比較をする。もっと自分を磨ける環境があるのでは? もっと自分を高めてくれる人と出会えるのでは? と考える。新しいものを次から次へと求めようとするのです。比較をするのは昨日までの自分ですから、何ができて、何ができないかも見えている。ポジティブな比較になるのです(ならない人もいますが…)。

 

少しずつでも進歩をすれば、拓けていく道が必ずある。見えない誰かと比較しても不安になるだけなら、昨日の自分と比較して、一歩でも前に進む! と考えたほうが絶対に成長すると思うのです。