自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

コストダウンしてはいけない、もっとも重要な経費


どの本に書いてあったのか、どうしても思い出せないのですが…(あの本か、この本か、というのはあるのですが、ハッキリ思い出せないので、書籍名は書きません…)。ある本を読んでいると、「確かに、そうだよな~」と、思わず頷いが一文がありました。それはこんな文章でした。

 

「経営者が何よりも最優先するべきコストは、自分自身の心のメンテナンスにかけるお金」

 

このご時世ですから、私の周囲にも苦戦している中小企業の経営者はたくさんいます。「経営者が追い詰められる」とはこういうことなのかと、身近でリアルに感じることも少なくなく…。
追い詰められるというのは、心の余裕がなくなることでもあります。余裕がないと、冷静な判断もできなくなり、大きな損失につながることもあります。従業員とのコミュニケーションの質も悪くなったりもします。健康にも影響を与えるので、いいことは何もありません。その本の著者はだからこそ、そこが一番大切なコストだと、ハッキリと書かれていたわけです。ただ、経営者は会社を守るために、自分のことはいつも後回しにします…。

 

これは経営者だけではなく、一般のビジネスマンにも言えることだと思います。「自分自身の心のメンテナンス」を後回しにしてしまう人は多い。今日、「15-19歳」「20-24歳」「25-29歳」「30-34歳」「35-39歳」のすべての年代の死因で一番多いのは「自殺」だという記事を読みました。
心のメンテナンスを意識するだけではどうにもならないこともあるとは思いますが、その半面、心のメンテナンスが上手にできれば、救われた命もあったのではないかな、と…。

 

心のメンテナンスと言っても、大袈裟なことをやる必要はありません。街をただぶらぶらと歩くもよし。バーでひとりで飲むもよし。銭湯でくつろぐもよし。美術館をめぐるもよし。ひとりひとりにピッタリと合った、数千円でできる心のメンテナンスはきっと見つかるはずです。
そうそう、愚痴を言い合うような飲み会は、メンテナンスにならないと思います。ギャンブルなんかも…。感情を無駄に高ぶらせるのは、個人的にはオススメしません。

 

何が言いたいかというと、みんな守らなければならない生活があり、家族がいて、仕事もある…。そちらを優先してしまうのは、むしろ健全だと思います。だからこそ、自分自身の心のメンテナンスを最優先する。そういう考え方もあるのではないでしょうか。