自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

小さくても強い企業は「曖昧さ」を排除している


私が住んでいる地域の話です。

 

人がたくさん入っているラーメン屋と、人がパラパラとしか入っていないラーメン屋があります。

たくさんのお客さんで賑わうクリーニング屋と、閑古鳥が鳴いているクリーニング屋があります。

朝から人が並んでいる接骨院と、すでにつぶれているような雰囲気を醸し出している接骨院があります。

 

実際にお店を利用してみて、何が違うのかをよく観察してみました。でも結論を言うと、味も仕上がり具合も技術も、何か大きな差があるわけではありませんでした。なのに、1kmと離れていない同じ商圏で勝負をしていて、お客さんの支持率には大きな差が…。この違いは何でしょうか?

 

ひとつの答え。それは「曖昧さ」。

 

価格が曖昧だったり、サービス内容やメニューが曖昧だったり、こだわっているポイントが曖昧だったり、どういう人が見えてこないという意味で、誰が働いているかも曖昧だったりするのです。とにかく、曖昧なことが多い…。

 

曖昧だと、消費者は直感的に「不安」を覚え、無意識に「拒絶」をします。しかも、競合店が曖昧さがなく、わかりやすく、シンプルに、丁寧にメッセージを発信していると、それを受け取った消費者には競合店が1.5倍増の魅力で見えてしまう。だからこそ、同じ地域で大きな差になってしまうのです。

 

世の中の小さくても強い企業は「曖昧さ」が少ない。

情報が溢れすぎていて、何もかもが難しく、複雑になっている今、シンプルでわかりやすいことが求められています。だからこそ、地域密着型で勝負する企業や、小さい組織で勝負する企業はできる限り、できる限り「曖昧さ」を排除するべきだと思います。自社には「曖昧さ」がないか、1度じっくりと時間を掛けて、見直してみるといいと思います。

 

あと、余談ですが、もうひとつポイントを挙げるとすれば、それは「清潔感」。

これは飲食店やサービス業ではなく、一般企業でも同じことが言えると思います。掃除の大切さを説くビジネス書も多いですが、それは間違っていないと思います。