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オールドメディアと呼ばれる新聞は必要か? 不要か?


新聞は必要か? 不要か?

これはあらゆる場面で議論され、意見が別れるところです。ビジネス書やビジネス誌なんかでも、こんなにコストパフォーマンスが高いメディアはない! と断言する人もいれば、IT全盛のこの時代、スピードも遅い新聞は不要だ! と、バッサリと切り捨てる人もいます。どちらが正しいかなんていう答えはありませんが、皆さんは「どちら派」でしょうか?

 

私は、必要だと思っている派です。

 

新聞はやはり、キュレーションメディアとしての精度が高い。また、私はamazonではなく、本屋で本を探すことが好きなのですが、それと同じように「(記事との)偶然の出会い」があるのも魅力です。yahoo! のニュースでも、グノシーやスマートニュースでも見つからない情報が数えきれないほどありますから。

 

とはいえ、新聞を全肯定しているわけではありません。各新聞で「視点」や「考え方」が違いますが、それを鵜呑みにするのではなく、自分の視点や考えを持って読めるか。これが重要です。気になったニュースがあれば、誰かと雑談してみてもいい。「そうか、そういう見方もあるのか…」と気づくことも少なくありません。私個人の考えですが、10歳以上も年上の方の意見はなかなか刺激的です。

 

それに、新聞には広告もあるので、デザインやフォント、文章表現の勉強にもあります。ミニコラムや地域の情報は、発想を刺激してくれて、企画のヒントにもなります。毎日定点観測することで、時代の微妙な変化に気づいたりもします。そう、改めて考えてみると、新聞にはいろいろなメリットがあります(資源という視点では、確かにデメリットもありますが…)。

 

あのドワンゴ会長の川上量生さんもダイヤモンド・オンラインのインタビュー記事(6月25日掲載)で、「みなさん、勘違いしていますよ。本当に勘違いしている。新興のネットメディア対オールドメディアの勝負は、実のところ、オールドメディアの圧勝です。それを、わかっていない」と話されていました。さらに、「一旦、経営状況が悪くなるかもしれませんが、何かの拍子に、従来と同じか、さらに儲かるような構造を生むかもしれません」と。

 

新聞の将来はわかりませんが、私もまだまだメディアとしての価値も、可能性も十分にあると思っています。

とにかく新聞はまだまだ活用できるメディア。学生さんや若いビジネスマンの方も「新聞なんて、もうオワコンじゃね?」と言わず、3ヶ月くらいは毎日読み続けてほしいな、と。その上で読まないという判断を自分でできれば、それは大きな成長でもあると思います。

 

大切なのは、「視点」や「考え方」には左右されないこと。誰かの意見に流されずに、自分の視点や考え方を持つこと。そのトレーニングとして、新聞を読むのは、悪くない時間の使い方です。

 

ちなみに、新聞社の関係者ではありません…。