自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

指導者に必要なのは、周囲に期待感を抱かせる空気づくり


9月23日、本を出版しました!

少年時代から野球をやっていたこともあり、今でも野球が好きです(試合を観に行ったり、草野球に参加したりする機会は減りましたが…)。なので、毎朝コンビニで日経新聞を手に取るとき、ついでにスポーツ紙の一面もチラ見します。

 

「DeNA中畑監督、続投要請」

 

今日はそんな見出しを目にしました。
事実、万年最下位のイメージが強かったDeNAで、中畑監督は少しずつ結果を出しています。中畑監督が就任する前と現在で、選手のレベルやモチベーションがどれだけ上がったのか。選手と球団の関係がどのように変化したのか。外部の素人で、しかもDeNAファンでもない私にはよくわかりません。ただ、ひとつ確実に言えるのは、「どうせ今年も…」ではなく、「今年はもしかしたら…」と、期待を感じさせてくれるようになったことです。

 

「何かやってくれるんじゃないか」

 

強引にビジネスの話に持っていくと、企業でも個人でも、「こいつらは、何かやってくれるんじゃないか」と期待をしてもらうのは、すごく大切なことです。価格や過去の実績ではなく、そんな期待に対して、最終的に仕事を発注するクライアントは多いと思います。私もクライアントの立場で仕事をお願いしていたとき、価格や実績も当然重視はしていましたが、自分が心で感じる「期待感」を大切にしていたことを思い出しました。

 

経営者が元気で、笑顔だったり、社員を心から信じているように感じたり(社員への愚痴なんて持ってのほか)。社員同士も助け合い、貴重な情報を共有して、みんなで良くしていこうという一体感があったりする。社員ひとりひとりを見ても、少しずつでも成長していこうという意欲を感じる。そういった印象の積み重ねが、外部が感じる「期待感」を作り上げているのではないでしょうか。

 

中畑監督は積極的にメディアに露出し、自ら率先して、球団への注目を集めています。選手とも全力で、本気でぶつかっているように見える。常に、全力疾走。そして、きっと優勝できると心から信じている。実態はわかりませんが、少なくても私にはそう見えます。反面、口では「うちの会社は成長できる!」と言っていても、心の底で無理だろうと思っているように見える経営者は少なくありませんから…。

 

内部の実態がどうか、それはさておき…。
外部から見て「何かやってくれるんじゃないか」と感じてもらえるかどうかは、ビジネスが成功するかどうかの大きな要素になると思います。そのために必要なのは、自分や自分の会社を本気で信じられるか。成長できると信じられるか。結果が出せると信じられるか。つまり、「信じること」。信じることができれば、中畑監督のように、笑顔も素敵になれるような気がします。

 

そういえば昔、友達が中畑監督の名言だといって、教えてくれた言葉がありました。

 

「熱くなれ、冷静に」

 

中畑監督はそう言っていたそうです。退場もするし、あまり冷静ではないような気もしますが(笑)、確かに名言です。ただ熱いだけの、冷静さに欠けている人に期待はできませんから。