自分の仕事は、自分でつくる

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はあちゅうさんのモチベーションの源?

NHKの「人生デザイン U-29」にブロガーの“はあちゅうさんが出演されていました。

以前、プロデュースしていた雑誌に出演していただいたフードコーディネーターのSHIORIさんのご友人だということを知ってから、何となく気になるようになり、その活動に注目していました。私が尊敬する指南役さんとも接点があるようなので、きっとアクティブで面白くて魅力的な人なんだろうな、と。

 

今回「人生デザイン U-29」を観て思ったのは、はあちゅうさんは自分の人生を「本気で、貪欲に生きているなぁ」ということ。そして、そのモチベーションの源は過去にあったり、日々支えてくれている周囲の人にあったりとさまざまだと思いますが、「演じる」ということもまた、ひとつのモチベーションになっているのかな、と感じました。

 

「こうなりたい!」という欲求は誰もが持っていると思いますが、そのモチベーションを維持するのはなかなか難しいものです。基本、人は怠け者で、甘えん坊な生き物なので…。

ただ、「◯◯はこうでなければいけない!」という理想を守る、イメージを崩さないというモチベーションは、思いのほか強いものになったりします。その◯◯(別人格?)が、伊藤春香さんにおいてははあちゅうであり、はあちゅうは伊藤春香さんにとっては守るべき大切な存在で、まるでタレントとマネージャーのような関係性のようでもあるな、と。

 

自分とは規模も認知度も何もかもが違うのですが、私もココナラで「waterman」というペンネームを持ち、少しずつリピーターや相談してもらえる機会が増え始めたときに、不思議な感覚になったのを覚えています。ユーザーに期待されているのは、自分自身でなく、「waterman」というキャラクターなんです。新しいキャラクターが自分の中に生まれたことで、そのキャラクターの顔に泥を塗らないように、その期待を裏切らないように、というモチベーションが出てくるのです。これは今までにない感覚でした。はあちゅうさんの考えは、まったく違うかもしれませんが…。

 

まとめると…。

よく言われていることでもありますが、「演じる」というのは、モチベーションを維持したり、日々を楽しんだりする上で、有効な手段だということです。しかも、ふたつ(2人?)の視点を持つことで、物事を客観視に見られるようになったり、冷静になれたりもします。ブロガーのちきりんさんも以前、そのようなことをおっしゃっていたような…(勘違いだったら申し訳ないです)。

 

自分自身を無理に隠す必要はないと思います。自分をさらけ出しつつ、ペンネームを持ったりすることもできる時代です。それはブログでも、Youtubeでも、ココナラのようなサイトでも…。

 

そのような生き方は、時に賛否両論出てくることもありますが、他人の評価はあくまでも他人の評価。他人のものです。

自分の人生に本気になれる人はやっぱり魅力的ですし、尊敬できます。本気で、貪欲に生きて、人生を楽しむ。そのひとつの手段としての「演じる」。試してみる価値はあると思います。