自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「フットワークが軽い人」は、本当の意味で“軽い”

フットワークを軽くしておく、というのは改めて重要だなと感じました。

 

今日商談をさせていただいた企業のご担当者は、日々いくつもの案件が同時進行しているので、動き出すのがいつもギリギリ…。だから、打ち合わせに参加してほしいときに同席してくれて、企画を出してほしいときに考えてくれる、そんなフットワークの軽い企業にパートナーになってもらいたい、と。

 

受注する側としては大変なこともありますが、そういうニーズは確かにあると思います。自分が発注者の立場にいたときも、そういう人の存在は本当にありがたかった。クオリティを評価してもらうことも重要ですが、フットワークの軽さを評価してもらえることも重要です。

 

フットワークの軽さとは、ただ呼ばれたときにすぐ行ったり、急な仕事に即時対応したりすることだけではありません。日々、いろいろな場所に行っている。いろいろな人と会っている。「これ、オススメ!」と言われたら、明日にはもう買っているような行動力のある人。お礼をするのが早い、という人もフットワークが軽いと言えるのではないでしょうか。

 

フットワークが軽い人には、頼りにされる人が多い。だから、チャンスもたくさんやってくる。できるだけフットワークは軽くいたいと思っています。では、どうすればいいか。

 

個人的には「精神的」にも「物質的」にも身軽になることだと考えています。
効果的なのは、断捨離。

 

物がなかなか捨てられない人だったのですが、実家に置いていた、宝物とさえ言える書物や自分の作品(原稿を書いた色々です…)を両親に処分されたとき、すべてが吹っ切れました。それから思い切って、不要なものを捨てました。ただ、捨てるって、意外に難しいものです…。

 

本も小さな本棚を用意し、そこに入る分しか持たないと決め、不要な雑誌やCDも処分し、服や靴やカバンも最低限に…。その結果、実家に置かせてもらっていた自分の荷物もダンボール2箱になり、自宅の持ち物もかなりコンパクトに。自分ひとりなら、すぐに引っ越せます。本当に残しておきたいものって、ほんの一部です、絶対(思い出と、本当に愛着のあるものくらいです)。

 

断捨離は1度やると本当に気持ちいいし、「精神的」「物質的」に身軽になるので、定期的にやっています。以前よりも圧倒的にフットワークが軽くなったと、自信を持って言えます。その効果は絶大。ポイントは、定期的にやること。

 

最近、起業する人や地方に移住する人、夢に向かって突っ走っている人が増えています。それを羨む人も多い。そういう人は「強い意思がある」「勇気がある」「才能がある」と言われたりしますが、実は「身軽さがある」からではないかと思っていたりします。余計なものを背負ってないんです。

 

行動力がない、フットワークが重いと自己分析をしている人は、断捨離をオススメします。荷物の量と、行動(=思い出)の量は反比例するのです。