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企画書の書き方


ある人から相談を受けて、「企画書の書き方」を教えることになりました。

 

WEB制作会社の新規事業として映像部門を立ち上げたときも、小売業の経営企画に携わっていたときも、インテリア誌を制作していたときも、ある企業とコラボ商品を開発したときも、すべてそこに企画書がありました。言ってしまえば、企画書(と、文章)を書いて、ご飯を食べてきたわけです。勉強がてらやっているココナラ(http://coconala.com/services/1377)でも、最後は企画書的な資料をしっかりと提出することで、評価をいただけていると思っています。事業や予算の規模を問わず、企画書はビジネスにおいて、重要な役割を果たします。「人」の重要性が問われている時代だからこそ、今後はますます企画力、企画書の構成力が求められるのは間違いありません。

 

では、企画書はどう書けばいいの? ということですが、これは細かいことを言うとキリがない…。ただ、絶対に忘れてはいけない基本はあると思っています。それが、以下の3つです。

 

・一番喜ぶことを考える

・個人に向けて発信する

・シンプル(ひと言)にまとめる

 

私が尊敬する小山薫堂さんも、このように言われています。「企画とは、サービスである。サービスとは、思いやりである」「企画とは、工夫である。物事をもっとよくしたい、という工夫」。

ものすごく当たり前の話ですが、「ターゲットを喜ばせる」のが企画。なのに、予算だったり、スポンサーや上司の顔色ばかりを伺ったり…。それも否定はしませんが、ターゲットが一番喜ぶことは何か? それありき、です。実現できるかどうかはさておき、一番喜んでくれることは何かを考えることから、すべては始まるのです。

 

では、ターゲットとは誰か。都内に住む30代のサラリーマンなんていう曖昧なものは、当然ですが、ターゲットでも何でもありません。これはよくある勘違い。自分自身を惑わすだけです。企画を考え、企画書をしっかりとまとめるためには、特定の誰か(ひとりの人)に向けて考えると密度も濃くなり、企画書の説得力も高まります。企画書はラブレターとは、よく言われていることです。複数の人に充てたラブレターは存在しないのです。企画書がなかなか書けない…という人は、特定の誰かを思い浮かべ、その人に向けて企画書を書いてみてください。

 

そして、最後。企画書はシンプル(ひと言)にまとめる。

これはあらゆる企画のプロの人たちが言われています。いい企画ほど、シンプルで、いい企画ほど、ひと言で表現できる。そこまで詰められれば、採用されるかはどうかは別として、評価や賛同を得られる企画になります。苦しくても辛くても、そこまでは到達させる。ここまでは、誰でも到達できる。そう、気合いで。

 

特定の誰かを喜ばせることを考え、それをシンプルになるまで贅肉を削ぎ落とす。簡単にまとめてしまいましたが、まずはこの基本が大前提。これを意識するだけでも、企画書の書き方は大きく変わります。