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「聞く力と話す力」— 会話ができない人が増えた


9月23日、本を出版しました!

インターネットやSNSが誕生したことで、広がった可能性もあれば、失われたコミュニケーションもあります。そんなメリットやデメリットについて、いろいろな場所で、いろいろな人が議論してきました。

 

個人的には今までには考えられなかった方々と出会い、コミュニケーションできるので、メリットの大きさを実感してはいます。ただ、失ってしまったことも多々あるな、と。

 

その中でもっともここ最近痛感しているのは、「話す力、聞く力」の低下です。

 

メール、LINE、Facebooktwitterなど、文章でのコミュニケーションはできても、会話をするというコミュニケーションができない…。打ち合わせで耳から入ってくる相手の言葉(意味や主旨)を、正しく理解できない人が増えてきたように感じます。さらに言うと、会話で重要な「察する(裏の意味を汲み取る)」ということができない人が多い。

 

そして、正しく理解できないだけではなく、意見を求められたときに「整理して話すことができないな…」と、感じるシーンが多々あります。それは大手企業でも、中小企業でも。「会話にならない」と感じるシーンに遭遇することって、皆さんはないでしょうか。

 

今後、個人的に重要になってくると思うのが、顔と顔をつけ合わせた「会話のコミュニケーション」。

遠距離でもインターネットをより活用して、幅広く仕事ができるのは事実で、そういったやり方のビジネスも広がると思います。が、その半面というかその反動で、会話を重視するコミュニケーションがもっと大切になると考えています。

 

全国のラジオ番組が聴ける「radiko.jpプレミアム」がサービス開始後3ヶ月で、10万人の会員数を集めました。また、個人的によく聞く「podcast」も面白い番組が増えてきています。「聞く力」を養う機会はたくさんあります。「耳だけ」で、言葉を理解する訓練はものすごく大事です。

 

あとは「話す力」。「初対面の人と話す機会を増やす」ことをオススメします。例えば、会社に営業電話がかかってきたときに、丁寧に会話をしてみたり、実際に来社してもらって話を聞いたり。これが結構いい訓練になります。それができない方は気軽に参加できる勉強会やCoffeeMeetingなどで初対面の人と会う機会を増やしてみてもいいと思います。

 

SNSの活用方法も確かに大切かもしれませんが、「会話」はもっと大切です。