自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「とりあえず、言ってみる」人が勝つ


9月23日、本を出版しました!

年末に「ひとり流行語大賞」をやれてしまうくらいに、私の周囲の方々はさまざまな名言を残してくれます。いきなり脱線しますが、周囲の方が残してくれた名言をまとめると、本当にいい勉強になります。「◯◯さんの名言が、今年の流行語大賞に選ばれました」と言って、年末に1杯おごってみてもいいかもしれません。来年もきっと、たくさんの名言を届けてくれるはずです。

 

さて、本題。私のメンターのひとりに、昨年50歳になった経営者の方がいます。いろいろと人生勉強をさせていただいていて、印象的な言葉をたくさん掛けてくれる人。あるとき、少し自信を失っていたときでした。ある言葉で背中をポンっと押してくれました。その言葉は…。

 

「言うだけなら、タダ」

 

絶対に無理なことは、誰も迷わない。迷うということは、確信が持てなくても、可能性を感じているから迷う。だったら、言ってしまったほういい。言うだけなら、タダ。失うものは、ほとんどない、と。

 

その言葉をもらってから、迷ったときは何でも言ってみることにしました。もちろん、失礼なことや相手を困らせることは言いません。本当に迷ったときは「言うだけはタダなので、ちょっと言ってみてもいいですか?」と前置きして、自分のアイデアを話してみることもあります。発言する怖さがかなり和らぐのです。

 

とあるイベントに出展したとき、隣のブースにあのフランクミュラーが出展していたので、思い切って「コラボブースを一緒にやりませんか?」と打診してみたら、びっくりするくらいにスムーズに、オーケーが出ました。

 

ユナイテッドアローズグループのcoenとのコラボも、マイナーなデザインコンペを主催することになって超有名建築家に審査委員長をお願いしたときも、「言うだけなら、タダ」という気持ちでとりあえず言ってみて、すべて実現しました。言わなかったら当然、何も起こりません。

 

「言うだけなら、タダ」という気持ちで何でも言ってみて、わかったことがあります。門前払いをされることがほとんどない、ということ。みんな何かを仕掛けていきたい。面白そうなことならやってみたいと思っているのです。聞く耳を意外に持ってくれて、そこから可能性はどんどんと広がっていきます。

 

「言うだけなら、タダ」。つまり、言ったもの勝ちなのです。