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ココナラで確信した「存在感」の大切さ


9月23日、本を出版しました!

チャンスが巡ってこないという人は、スキルや経験や運がないのではなく、「存在感」が出せていないだけだと思います。「存在感」がしっかりと出せていれば、実力が不足していたとしても、チャンスは巡ってきます。これは今までの経験から、間違いないと確信を持って言えます。

 

と、偉そうに言えるほどに経験が豊富なわけではありませんが、その中から存在感の大切さを実感したひとつのエピソードをご紹介します。

 

「ココナラ(http://coconala.com/)」という知識やスキルを売買するオンラインマーケットをご存知でしょうか? これから何度かネタにさせていただくことになると思いますが、私はこのWEBサービスを通して、存在感の大切さだけではなく、たくさんの学びや出会いを得ることができました。

 

今日はココナラで実感した「存在感の大切さ」のお話を。

 

ココナラを始めてまもなく、ぽつりぽつりとご依頼をいただけるようになりましたが、私が出品していた「キャッチコピー系」のサービスは数多くの方が出品をしているジャンルで、きっと私よりもスキルや経験値が高い方がたくさんいます。では、その中でより多く依頼をもらうためにはどうすればいいか。自分を指名してもらうための存在感を、どのように出していくか。それを考えました。

 

私が出した結論は「他の出品者よりも少し長めの(文章量が多い)レビュー」を書いてもらえれば、「こいつはちょっと違うかも?」と思ってもらえるはずだということでした。もちろん、簡単なことではありませんが…。

 

結果から先に言うと、少々自慢話になってしまいますが、カテゴリの売れ筋ランキングで1位になり、サイト全体でもベスト10に入ることもできました。

 

では、どうやって長めのレビューを書いてもらったのか。

 

サービスのクオリティと言えればカッコいいのですが、そうではありません。もちろん、手を抜かず、できる限りのクオリティに高め、喜んでもらうのは当然のことです。

 

しかし、長いレビューを書いてもらうために何よりも強く意識をしたのは、「やり取りの密度」を濃くすること。必要な情報があれば提供して、疑問や質問に対しても丁寧に回答をしていく。これはスキルではありません。「手間をかけるかどうか」です。すごく大げさに言えば、そのただやりとりに「満足」や「感動」をしてもらうこと。

 

「たった500円で、ここまでやるのは面倒…」と思うか、「500円でここまで丁寧にやってくれるの?」と言わせるまでやるか。これはスキルではなく、誰でもできる気持ちの問題、手間暇の問題です。

 

そうやって自分なりの存在感を出していった結果、お金だけではなく、いろいろな「おまけ」がついてきました。そのひとつがココナラで出会えた、たくさんの人です。どれだけの方と出会えたでしょうか? 驚いたのはココナラで仕事を依頼してきてくれた人が、日経新聞に出ていたときです。思わずダイレクトメッセージで連絡をしてしまったくらいです。

 

また、ココナラをやっていることをいろいろな人に話していたので、仕事の打ち合わせに行けば、「あっ、うちの従業員にもココナラをやっている人がいてね」と紹介されたことも1度や2度ではありません。そうなると、出入りしているクリエイターの中でも、他の業者と自分とでは、存在感が少し違うわけです。誰かに仕事を依頼しようと思ったときに、「あっ、そうだ」と思い出してもらえたりするのです。

 

何か気になる存在になる、あるいは何かと思い出してもらえる存在になる。そうなることができれば、実力がまだまだ足りなくても、チャンスは巡ってくるのです。