自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

営業力がない企業の商品開発


ここ最近、USP(unigue selling proposition)の相談をよく受けます。

自社の強み、他社との差別化、消費者への付加価値訴求が、

何よりも大切だと気付き始めた経営者が増えてきたからでしょうか。

 

では、なぜ「自社の強み、他社との差別化」が重要なのか。

ひとつには、価格勝負から脱却したいという想いがあると思います。

しかし、次のように考える経営者も多いのです。

 

「うちは営業力が低いから、商品(サービス)で差をつけるしかない」

 

そう考えて、

「思わず買いたくなる商品」「高くても書いたくなる商品」は何かと、

頭を悩ませている経営者が多くいます。

 

しかし、家電、アパレル、スイーツ、ホテル、タクシー、アミューズメント施設と、

他社と商品やサービスの差別化を図って成功しているケースをよく聞きますが…、

それができるのは、ほんのひと握りです。

 

そういった商品やサービスを生み出す努力は継続しなければなりませんが、

それは一朝一夕にはできません。急に商品力は上げることはできないのです。

 

では、営業力もない中で、どのような新商品を開発すればいいのか。

多くの企業は自分たちの持っているものをあれもこれもと盛り込み、

まるで幕の内弁当のような商品やサービスを新たに作ろうとします。

 

でも、幕の内弁当は説明(プレゼン)が難しいのです…。

言い方を変えると、クライアント側も理解するのに苦労します。

聞くことすら、面倒くさくなってしまうこともあります。

営業力のない企業に、幕の内弁当は売れません。

 

そこでご提案です。

むしろ反対に、とにかく説明が簡単で、わかりやすい商品にする。

現状の自社の商品をとにかくシンプルに、シンプルにしていく。

理想を言えば、説明が不要になるくらいまで。

 

営業力も商品力もない企業でも、

そういった方法で業績を回復したケースが多々あったりします。

幕の内弁当を作っていて、成果が出ないな…と悩んでいる経営者の方には、

ぜひ1度、視点を変えてチャレンジしてもらいたいと思います。

 

でも大切なのは、他社には負けない商品やサービスを生み出すこと。

この努力は忘れてはなりません。

 

他社に負けない商品やサービスを生み出すコツについては、いつかまた。

 

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